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#534【愛媛】愛媛に来たらここ!道後散策のおすすめ〜観光スポット編〜

みなさん、こんばんは。
愛媛のキュレーターみのりんです🍊

前回のわたしの記事、「愛媛に来たらここ!道後散策のおすすめ〜グルメ編〜」は読んでいただけましたか?

まだお読みでない方は、ぜひご一読くださいね。

さて、前回はグルメ編ということでご紹介しましたので、
今回は愛媛県外にお住まいの方必見「観光スポット編」としましょう。

愛媛在住の方にとっては、新たな発見になるかも…?

■日本最古の温泉「道後温泉」

【道後温泉本館】

まずは道後の最大の観光スポットと言っても過言ではないでしょう、道後温泉。”日本最古の温泉”と言われており、温泉好きならきっと誰でも知っているはず(多分)
ちなみに道後温泉、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の”油屋”のモデルになったとも言われていますよ。

<利用情報>
料金:大人(12歳以上)420円
   小人(2〜11歳)   160円
営業時間:6:30〜23:00(札止め22:30)
利用時間:1時間以内

https://dogo.jp/onsen/honkan

1階には「霊の湯(たまのゆ)」「神の湯」という2種類の温泉があり、2・3階には湯上がりに使うことができる休憩所が備わっています。
また、道後温泉には「又新殿(ゆうしんでん)」という皇室専用浴室があります。又新殿は日本唯一の皇室専用浴室で、明治32年に建築されました。

通常の外観はこんな感じ。
現在は保存修理工事のため建物全貌を見ることができませんが、施されているアート性ある外装も現在の見どころへと化しています。
工事は2024年12月に終了予定です。お越しになる際は、下記HPにて最新情報をご確認ください。


【椿の湯】

こちらは、道後温泉の別館にあたる温泉です。
松山市の市花である椿をシンボルとしていて、多くの地元民に愛されています。昭和28年(1953)「第8回国体」が四国各県で開催されたときに建設されました。

<利用情報>
料金:大人(12歳以上)400円
   小人(2〜11歳)   150円
営業時間:6:30〜23:00(札止め22:30)
利用時間:1時間以内

https://dogo.jp/onsen/tsubaki

私はがっつり地元民ですが、唯一椿の湯には入ったことがなく。。
これまで道後温泉各所に訪れたのも、県外から遊びにきた友人を連れて行ったことしかなく。意外と身近すぎたら行かないんですよね🥺

【飛鳥の温泉】

ご存知ですか?飛鳥の温泉と書いて、「あすかのゆ」と読むんです。
こちらは、飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋です。
2017年「えひめ国体」開催の年に合わせてグランドオープンしました。

こちらでは、当時使用されていた昔の浴衣「湯帳」※を着て入浴体験をすることも可能です。
※湯帳とは…「ユカタビラ」とも言われ、一定以上の身分の人が身に着けたものと考えられ、ユカタの原形となったものです。

夜の外観がとっても綺麗!

また、本館と同じように休憩場所があるので、お風呂あがりも館内でゆっくり過ごすことができますよ。
温泉周辺には、庭のようになっているスペースがあり、とても趣があります。

成人式の後撮りに。
こちらは前撮りをさせていただきました。
和装にはもってこいの撮影スポットです


また、時期によっては渡り廊下のような場所が風鈴や提灯で装飾されているので、観光客だけでなく地元の方の興味をも引きつけています。

綺麗な朱色の外観と、和装の相性がなんとも最高です。
現在は蜷川実花さんとコラボした外装になっているので、より一層華やかな空間となっています。

<利用情報>(浴室)
料金:大人(12歳以上)610円
   小人(2〜11歳)   300円
営業時間:6:30〜23:00(札止め22:30)
利用時間:90分以内

https://dogo.jp/onsen/asuka


■小説「坊っちゃん」にまつわるスポット

明治の文豪・夏目漱石の代表作の一つ「坊っちゃん」は、愛媛県松山市が舞台になっています。続いては、坊っちゃんに纏わる観光スポットをご紹介しますね。

【坊っちゃんカラクリ時計】

こちらの「坊っちゃんカラクリ時計」は、道後温泉駅前の放生園で見ることができます。平成6年、道後温泉本館建設100年周年記念事業の一環として作られました。

1時間ごとに、音楽とともに時計が動き、小説「坊っちゃん」の登場キャラクターが観光客のみなさまを歓迎します。(午前8時〜午後10時まで)
また、カラクリ時計の隣には道後温泉の源泉を使った「足湯」もあるので、人気のスポットになっていますよ。

【坊っちゃん列車】

小説「坊っちゃん」の中で軽便鉄道時代の伊予鉄道電車が「マッチ箱のような汽車」として登場します。松山の中学校に赴任する主人公・坊っちゃんがこれに乗ったことから、坊っちゃん列車と呼ばれるようになりました。

ディーゼル機関車両の坊っちゃん列車は、今でも松山で見ることができますよ。きっと鉄道好きにはたまらないことでしょう。

ちなみに坊っちゃん列車は、上の写真のように人力で方向転換をおこないます。その光景が珍しいとのことで、方向転換タイムを見るために足を運んでくださる方もいらっしゃるのだとか。

■その他のスポット

温泉街すぐ近くにある神社仏閣も、素敵な空間でオススメですよ。

【圓満寺】

道後温泉本館から歩いて1分ほどの距離にある圓満寺。小さなお寺ですが、恋愛にご利益があると言われていて女性に人気です。

(なんだか、京都の八坂庚申堂に似ていますよね)

仏堂には「湯の大地蔵尊」と呼ばれるお地蔵様が鎮座しています。
道後温泉とも縁が深く、1855(安政2)年に道後温泉のお湯が止まってしまった際、このお地蔵様に祈願すると再びお湯が湧き出たのだそう。そのことから「湯の大地蔵」と呼ばれるようになったそうです。

カラフルなお結び玉がとっても可愛い圓満寺、女子旅には欠かせないスポットですね。

伊佐爾波(いさにわ)神社

伊佐爾波神社の創建について詳細は不明ですが、清和天皇(858-876)の御代に建てられたといわれています。(公式HPより)
 延喜年間につくられた延喜式にも記載されている古社で、一時期は「湯月八幡宮」とも、さらには「道後八幡」とも呼ばれました。

和装での撮影や、お宮参り・七五三での撮影地としても人気です。

道後エリアには、夕陽を見ることができる場所がほとんどないのがネックですが、こちらの伊佐爾波神社は135段もある階段を登ったところに位置するため、時期によっては夕陽を望むことができます。


■オススメは浴衣で道後めぐり

わたしたちが「道後」と呼ぶエリアは温泉街のため、やはり風情があります。
時折、和装ウェディングの撮影をしている方を見かけます。着物や浴衣を着た際の撮影スポットにも持って来いです。
私も3年前ですが、友人に浴衣で撮影をしてもらいました。ということで、久々の撮ってもらったシリーズで締めたいと思います🥺

髪が短いですね。今年は久々に浴衣を新調したので、また記念に撮ってもらいたいなと思ったりもしています。

いかがでしたか?

メインの見どころである温泉だけでなく、色々なスポットをご紹介しました。
どれも温泉街の中にあるので、前回の記事 グルメ編と合わせてオリジナルの観光コースを組み、ぜひ道後を満喫してくださいね。

それでは、また。

【使用機材】
Canon EOS 5D Mark IV  /  Canon EOS 6D  /  Phone11 


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