この国の近代化は、そのまま欧米化でしたし、それはまた富国強兵と表裏一体でした。つまり大学…
多分、これを読む人の多くは、なんと大げさな、と思うことだろう。 申し訳ないが、そう思える…
ソクラテスは、自らが訴えられた裁判で、最後に「これまで通り、人々を捕まえて対話をするのか…
<<以下のテキストはすべて以前「哲学、ここだけの話」としてアップしていたものです!!>>…
学生に「何が悪か」と問うと、時々「法律に反すること」という答えが返ってくる。もちろん悪の…
京都学派と言えば、おおむね「無」を強調する事が特徴です。 西洋は存在を語り、東洋は無を語…
日本を代表するエックハルト研究者であった上田閑照は、その著『エックハルト』(講談社学術文…
日本の大学の哲学科なんてところは全部潰れても構わないと思っているけれど、「哲学の問題を考…
昨年書いたライプニッツ論文がダウンロードできるようになっていました。紀要の、しかも研究ノ…
拙著が提示した「エックハルト問題」について補足しておく。 拙著は、先行研究の多くが言及し…
「現実を見ろ」と言うエセ現実主義者たちは、ほぼ、現実には存在しない「美しい日本」を信奉し…
エックハルトの存在理解、知性理解について論じる場合、そのパリ討論は避けては通れないテキ…
意味が分かる人間がどこにもいない場合、その文章は無意味とされる。 (もしも神が存在すると…
ヨーロッパの中世では、「神と一つになれる」っていうのは,人間にとって「望みうる最高の幸せ…
私は、宗教について、しばしば、その意味(信じることのメリット)を強調するけれど、それは「…