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コロナ禍の旅を振り返る~熊本県・三角2020年初夏~

はじめに


前回のコロナ禍の旅で調子付いたのかもしれません。
でも計画的に予定を決めたわけではなかったと思います。
特に目的のない旅。
言い換えれば、「旅をすることが目的の旅」でしょうか。

前回の投稿はこちらです。

熊本へ

なぜ熊本方面を目指したのかは、いまとなっては思い出せないこと。
「とりあえず熊本方面に行ってみよう」から始まった旅だと思います。
コロナ禍以前は、バスで熊本に移動することが多かった気がしますが、この時は新幹線を利用しています。
バスよりも広くて、他人との離隔がとれるためだったのかもしれません。
ビビりな性格なので。

この子がお出迎え

熊本駅前

熊本駅前の画像が出てきました。

まだ駅前のロータリーの整備が終わっていないし、ホテルや商業施設もまだ完成していません。
ここからなぜ上天草を目指そうと思ったのかが思い出せません。
駅前をウロウロとして、待ち時間が比較的短い上天草方面のバスに乗ったのかなと思います。

そして、平成27年に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産である「三角(みすみ)西港」を狙ったに違いありません。
わたし、産業遺産系が大好きですから。

三角西港まで

熊本駅からバスに乗って1時間ちょっと三角西港のバス停に着きました。
途中の住吉駅前付近からは、有明海が見え、その向こうには雲仙岳が見えました。

島原半島・雲仙

長部田海床路も、一瞬でしたが見えたような。
映えるスポットです。

長部田海床路

三角西港にて

明治三大築港のひとつで、オランダ人水理工師ムルドルの設計と日本人石工の技術が融合した湾岸都市として、明治20年(1887年)に開港しました。
2015年には「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界文化遺産に登録。長さ756mの石積埠頭や浮き桟橋、排水路、移築・再建された建物などが貴重な文化財として保護され、当時の風景を今に伝えています。

石工の技術が使われた埠頭、排水路や建物が巡りやすい範囲にあった印象です。

展望台から
水路も美しい

旧宇土郡役所、旧三角簡易裁判所があったことからも、この地の繁栄した様子が想像できました。

旧宇土郡役所
旧三角簡易裁判所

三角駅へ

三角(みすみ)駅まで、バスで移動。
10分弱。
いまなら歩いて行くほどの近さです。
歩けば3km弱で40分。
遠くはないな。

三角港には円錐形の建物がありました。
「海のピラミッド」
三角を「さんかく」と読んでピラミッドなんですかね。

海のピラミッド

三角線

三角駅から熊本駅への移動は、観光列車の「A列車で行こう」。

三角駅

ジャズの名曲「A列車で行こう」にちなんで名づけられたこの列車の「A」には、2つの意味が込められています。

1つは、「天草 (Amakusa)」の「A」。16世紀から南蛮文化が渡来した天草の地を走る列車として、ヨーロッパをイメージした装飾がちりばめられています。 もう1つは、「大人 (Adult)」の「A」。大人の旅を演出するバーカウンターでワンランク上の旅を体験することができます。

JR九州ホームページより

「A列車で行こう」は、とてもおしゃれな車内でした。

A列車で行こう

車内にBarがあって、ハイボールを販売していたのかな。

いい雰囲気の車内

お客さんは少なかったと記憶しています。
ちょっと飲んだなと思ったら、あっというまに熊本駅に着いちゃいました。

反対側から

コロナ禍の日帰り三角旅。
またのんびり行きたいですね。

では。

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