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「ごちゃまぜ」の効用…にたどり着く

ひょんなことで、こんなサイトに行きつきました。

「ごちゃまぜ」の効用

全国町村会サイトより

お!って思いまして。

ごちゃまぜとは、「いろいろな物が無秩序に入りまじっていること。また、そのさま」(デジタル大辞泉)。
最近の話題として、濱野将行『ごちゃまぜで社会は変えられる-地域づくりとビジネスの話』(クリエイツかもがわ)も取り上げられています。

農山漁村の現場を歩くとき、そのような「ごちゃまぜ」に出会うことがある。
多くの場合、公民館やカフェ、ゲストハウスなどの交流の拠点があり、そこに多彩な人々が、気兼ねなく訪れ、対話し、時には新しいアクションの出発点となっている。
筆者が、しばしば「にぎやかな過疎」と称する取組の「にぎやか」という印象は、このような場から溢れ出ていることが多い。

全国町村会サイトより

例えば、『さとのば大学』で暮らし、学ぶ地は、ここに描かれた「にぎやかな過疎」が多いんじゃないかと思います。
交流の拠点があり多彩な交流により、やがて化学反応は起こる。
そんな流れじゃないかと思います。

 この「ごちゃまぜ」は、各地で課題となっている関係人口の呼び込みを考えるときにも重要である。
関係人口が地域住民とつながるときに必要な条件は、地域の中で、世代が異なる住民やいろいろな職業の人々がまじり合っていることである。
最初から、若い世代と中高年世代の交流もできないような地域が、外からくる人々とつながることを目指すのは無理な話ではないだろうか。

全国町村会サイトより

ひとが生活を営むためには、経験豊富な世代も必要だし、あっと驚く発想をする世代も必要です。
全てを『自分でやらなければならない』では、シンドイと思うから得意不得意をお互いに補うコミュニティがあればいいなと思います。
これはあのひとが得意だからやってもらおう。
このひとは苦手だから手伝ってやろう。
そこに共感が生まれると思うんです。
『共感=ありがとう』です。

 今までは、ごちゃまぜにならないように、整然と分けることが指向されてきた。その方が効率的だと思われていたからであろう。
しかし、今では、むしろ地域の中にあえてごちゃまぜの場を作ることが重要である。そのことにより、新しい価値が生まれ、そして活動や組織の持続性が保たれるからである。

全国町村会サイトより

ごちゃまぜの「一般社団法人えんがお」には共感が多いので応援していますが、先日行われた『ごちゃまぜサミット【番外編】』では、全国のごちゃまぜにするひとたちの話を聞くことが出来ました。

話を聞いていて、いろいろな課題を解決しようと踏ん張っている若者たちの存在を知ることが出来ました。
決して若者には分類されなくなったわたしのような馬鹿者も、もっと踏ん張らにゃいかんなと思わせてくれた素敵な会でした。
さて。

では。

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