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葬儀市場

厚生省人口問題研究所として設立されている機関「国立社会保障・人口問題研究所」の推計した数字をみると、死亡人口のピークは、2038年から2040年あたりとなる。(このの予測では、2040年ごろの死亡人口は166万人)
葬儀市場はすでに現在も一兆円を超える市場規模になっているので葬儀市場はしばらく右肩上がりの市場と言える。

一方、派手葬とパーソナル葬と二極化が進み葬儀式の低価格化も進展している。そのため葬儀市場に関係する企業はさまざまな企画商品の展開に力を入れている。

例えば毎年開催されているエンディング産業に関する専門展示会。
葬儀・埋葬・供養などに関する様々な企業が集まる日本最大級のこの専門展には新しいアイディアが集約されているようだ。

http://ifcx.jp/

出展されている商品を少し上げると


●みんなのメッセージを書ける棺

●プロジェクションマッピングで演出する葬儀

●自分の願い事を書き、線香として燃やすことがでる商品

●遺骨から作るダイヤモンド


など、これまでの常識などにとらわれないアイディア商品の展示が展開されている。

日本の終活の形はこれからもっと多様化していき、それに合わせて新しいビジネスも動く、だから市場の大きい業界を考察してみると難しいマーケティングの本を読むより学びがある。

このエンディング産業展(ENDEX)は一般参加もあるようなので一度は足を運んでみたい。


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