MS-Japanでの働き方
今回はMS-Japanでの働き方や、その裏にある考え方、会社の文化等を、代表して人事も管掌している経営管理本部長の山本さんにお話し聞けたらと思っています。山本さん、よろしくお願いします!
改めまして、管理部門管轄の山本と申します。よろしくお願いします。
記事上は山本さんの方がよいかなと思いましたが…やはりいつも通り社内で呼ばれている呼び方でお話しさせて頂きます。拓さん、硬いですよ(笑)
硬いですね(笑)
では改めて、今回は働き方というテーマで色々お話しいただきたいなと思っているのですが、改めてMS-Japanでの「働き方」について教えてもらえますか?
そうですね。細かい制度の話は採用サイトをご覧いただければわかると思いますし、せっかくなので当社の特徴や価値観等をお話しできれば良いですかね。特に最近会社ごとに価値観や違いが出始めているリモートワークについてお話ししましょうか。
はい、ぜひお願いします。当社は現状、結果的に7:3~6:4くらいで在宅の比率が多いですよね。
そうですね。これは全社的に「何割は出社にしよう」とか決めているものではなく、各従業員がそれぞれの仕事内容や自らが置かれている状況等に応じて各自の判断で決めてもらっている結果です。現状では特にコロナが落ち着いたから出社割合を増やそう、とかそういったことは考えていません。
これは何か方針のようなものを決めないのは、何か理由があるんですか?
会社としては出社やリモートに対してそれぞれ特別な意味を感じていることはなくて、それぞれの通勤時間や性格、家の環境や業務内容によってパフォーマンスが出しやすい条件や環境は違うということを素直に受け止めています。
なるほど。確かに、通勤時間が長い人にとっては通勤だけでもとてつもない時間をロスしますもんね。拓さんは毎日出社してますよね?
はい。私は朝保育園へ子供を送ってから仕事を始めるのですが、一度外に出たらそのまま外に出たいっていうのがなんか感覚的にあってやっています。あとは何かと相談事が多いポジションなので、私の状態が見えやすい出社の方が周りも助かるだろうなと思ってそうしている部分もあります。ただ、私もそうですし他の社員で出社派の人に聞いても、家族や自身の体調が怪しい時には迷いなくリモートを選べたり、合理的で非常に助かっていると聞きますね。
最近一部の会社では強制出社に戻したりする動きがみられますが、ここはスタイルを変えないんですね。
そうですね、今のところは会社として変えるような話はしていないですね。もちろん、対面でしか得られない効果があるのは事実だとも思います。しかし、それを『全社一律』で決めてしまうのも、今のところは違うかなと思っています。それはチーム毎等、成果を出す単位で考えて決めてもらえればよく、なんとなく「コミュニケーションを活発にしたい」とか「部署間交流を活発化したい」とかいうざっくりとした理由で一律出社という判断にいきなり結びつけてしまうのは違うのかなと。その目的を達成させる手段は他にも色々あると思いますしね。ただ、この先も判断は合理的でありたいと思うので、その時の社会の変化や会社の変化に応じて変化していくと思います。
なるほど、よくわかりました。ありがとうございます!そんな、環境の中にあってですが、私自身も人事をしていて候補者の方から、子育てをしながらの働き方について聞かれることがあるのですがその点はどう見ていますか?
今、従業員全体の平均年齢が31歳で、上場時の2016年は28歳でした。当時から見ると平均で3歳も上がっていて、そんな中で非上場時からいるメンバーもライフステージが変わり、同じ社員であっても働き方が大きく変化していますね。
具体的にはどのような例がありますか?
例えばですが、入社当時は当時弊社が事業として行っていた新規事業の営業担当として入社し、その後人材紹介の営業へと異動した女性の営業職がいまして。彼女は、日中社内にいる日はないくらい営業として外を駆けずり回っていましたが、その後ライフステージが変わり産休育休に入り、復帰後は本人の体力や希望、家庭のサポート体制等を総合的に勘案して今は営業として前線ではなくミドルで働いています。女性社員ではそれまで営業だった方が、産休育休明けにその営業での経験を活かしてミドルポジション(インサイドセールスやRAサポート等)に移るロールモデルがしっかり出来てきていて、まだまだ若い会社なので、こういった方々がこれまで前例のないポジションで活躍してくれて、組織にまた新たな力を与えてくれている事を非常に心強く感じています。
確かにそうですね。数年前まではなかったポジションが今は確かに多くあります。人事としては採用が大変で嬉しい悲鳴でもありますが!(笑)
いつもありがとうございます(笑)5、6年前くらい前はそれこそ、営業・カウンセラー・マーケ、管理部門(アシスタント)、といった単純な職種しかなかったのが今は倍くらいになっていますからね。この点に関しては、会社としてこれから事業がさらに次のステージやサービスの変化が進むにつれて新しいポジションが縦軸で増えていきながら、そこに加えて横軸にライフステージや働き方、さらには今でも正社員のみならず派遣社員、業務委託等様々な雇用形態の仲間が今後もさらに増えてくると思うので、会社の成長と社会の変化をしっかりとらえながら制度も実態も併せて変化を続けていかなければならないなと思います。
そうですね。就業規則も絶えず変えていかないとですね・・・採用も・・・い、忙しい(笑)けどワクワクします!
一緒に変えていきましょう(笑)また5年後に振り返ってみると、いい意味で今とは全く別の会社になっているようにしたいですね!
ありがとうございます!最後に、なんだかこれまでの話を聞いてると合理的、自立、変化等・・・なんだかちょっと冷たい?印象を受ける方もいるのではないかなと思いますが、社員のコミュニケーションについてはどのように見ていますか?
もともとうちは入社年次や職位関係なく、役員であっても「さん」付けで呼び合う文化で、この文化は変わらないですね。呼び方だけではなくて、そもそも日頃の業務における質問や提案も職位関係なくあります。そもそも我々が管理部門特化のドメインで事業をしているので、人材紹介事業部の方から管理部門の業務に関する質問が来たり、メディア事業のメンバーから「拓さんって普段仕事でどんなサイトとか見てるんです?」とかふらっと質問に来たり。チャットツールでも気軽に色々話しかけたりと、人間関係に関してはかなりフランクな組織だと思いますよ。
私もそれは入社した当時は衝撃でした。縦の関係が近いですよね。
そうですね。日頃のコミュニケーションだけではなくて、事業上の提案も大歓迎ですね。現場の役員やマネージャー達も日々課題に対してああでもないこうでもないとやっているのでそういう参加意識は彼・彼女らも大歓迎だと思います。規模としてもまだ小さい方ですし、うちにいる以上は上から降りてきたものをただただこなすだけではなくて、そういう面白味、やりがい、挑戦を是非してほしいですね。
MS-Japanに興味持っていただいた方は、
ぜひ採用サイトからエントリーをお待ちしています!
https://www.recruit.jmsc.co.jp/recruit