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時給の上げかた

去年は時給1000円ていどの仕事しかできなかったが、今年は3000円まであげることができた。

私の場合は、「英語」か「教育」というジャンルに限定したのがよかったと思う。


昔、私の友人がファイナンシャルプランナーとか、TOEICとか、MOSとか、いろんな資格試験を受けていた。しかも彼女は、それらの知識をあまり必要としない職に就くことになった。

当時はなぜそうもバラバラの資格を求めるのか、わからなかった。今はわかる。それらはネットで流行っているからだ。

たぶん「資格 年収 アップ」みたいな単語で検索すると、いろいろな試験を勧められるのだろう。「転職」なんてキーワードも関係しているかもね。


また、どの業界であれ、未経験から新しいジャンルに入るときには安い給料でもしょうがないと感じる。

ただ、そこでずっと安い給料の仕事を続けない工夫が大切だ。

それは結局のところ、目の前の仕事をていねいに行うことだった。よく「ていねいな暮らし」というと、それはたいてい家事を指す。でも、労働における「ていねいな暮らし」もあっていいかもしれない。

私の場合は、英語をゆっくり話し、子音を強調するとかいったことだ。国語の授業もやる。どちらにせよ、生徒の様子を見ながら少しずつ声や動きを調整する。

デスクワークにしても、毎日やるような作業をなるべく自動化するのがいい。その途中でプログラミングを習得することもあるだろう。別の部署の方と会話することもあるだろう。

そうして、仕事のクオリティを上げようとする行為が大切だ。


また、「年収」というキーワードに縛られないほうがいいかもしれない。最近はそう思う。

というのも、ものすごく長い時間をかけて働くと、年収が高くても、1時間あたり1200円くらいしかもらっていない場合も多いからだ。

とくに周りの人たちの話を聞いていると、ここ数年まさにそうした、「長く働かせる=コスパ」みたいな考えをもった雇い主が増えているように感じられる。


時給を上げると、1日のうちにそこまで長く仕事しなくてよくなる。それによって心身の健康をととのえたり、より遠い将来の目標にむけて活動する余裕が生まれる。




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