次期事業部長の選抜プラン~Early Identifier®(EI)& Leader3 Ready(L3)
1.ご提案の全体像
1.現状と課題
次世代リーダー育成がビジネスに大きな影響を及ぼす状況になっています。
①現状
コロナ禍より業績に影響が出ていましたが、抜本的な組織改革を行い、業績は持ち直しコロナ前の推移まで回復されています。
ただ、今後安定的に事業を成長させるためには、これまで以上に組織改革を進める必要性があります。
このような状況下で、事業部長には経営者の一翼として、新たな組織風土を醸成し、社員を導きながら戦略を実現していくことが求められています。
これまでより一層、経営者として準備ができた人材が求められますが、現状では準備ができている人材が不足している状態です。
②課題
人事部のミッションとしては、新たな事業の方向性に適した経営者を継続的に輩出できるよう、早期から計画的に経営人材育成を進めていくことが求められています。
2.本プランのゴールとご提案
■ゴール
→次期事業部長の候補を選抜すると同時に、 対象者の現状の強み ・ 弱みを明らかにし、能力開発 の方向性を絞り込みます。
1.戦略にアラインした事業部長の人材像設計
~ビジネスドライバーの活用
2.事業部長の絞り込み高品質かつ低コストで アセスメントを実施する
ため、2 段階の施策をご提案します。
■第1 ステップ:経営人材候補の絞り込み
・対象者: 部長
・Early Identifier® (EI)
■第2 ステップ:経営人材候補の精緻な診断
・対象者: Early Identifier® (EI) 高得点 10 名前後
・Leader3 Ready (L3)
3.絞り込みプロセス
以下2段階のアセスメントを経て経営人材候補者の絞り込みを行います。
2.MSCの人材育成に関するアプローチ
1.MSCの人材育成に関するアプローチ
MSCの人材開発戦略は、貴社のビジネスの実現を前提にしてアプローチいたします。
2.25のビジネスドライバー
25個のビジネス・ドライバーから貴社の事業推進に必要なドライバーを
3~4つ抽出します。
3.【参考】ビジネスドライバーのドメイン名
25個のビジネスドライバーは以下4つのドメインに分類されています。
4.ビジネスドライバーと人材像の関係
貴社の戦略に紐づくビジネスドライバーを特定することで、戦略実行に整合した人材像(コンピテンシー)を特定することが可能です。
1.ビジネスの優先事項
→戦略的優先事項と求められる組織文化
2.ビジネス・ドライバー
→上記を実現する為に、2~4年以内にリーダーが乗り越えなければなら
ない幅広い課題
3.サクセス・プロフィール(人材像)
→上記の課題を解決するために必要なリーダーに求められる知識、経験、
コンピテンシー、個人特性
5.ビジネスドライバーとコンピテンシーの関係
各ビジネスドライバーにはコンピテンシーが紐づいており、ビジネスと能力開発の整合を取ることができます。
6.今回診断するコンピテンシーと重要コンピテンシーの関係
事業部長 に求められる一般的なコンピテンシーすべてを診断すると同時に 、 貴社にとってより重要なコンピテンシーを特定し、能力開発に活用します。
3.第1ステップのアセスメントについて~Early Identifier® (EI)
1.オンラインアセスメント~Early Identifier® (EI)について
Early Identifier® (EI) は、事業部長クラスのシミュレーションをオンラインで選択回答形式で受講いただくアセスメントです。
▼詳細はこちら!
①広範なリーダー調査に基づく設計
Early Identifier® (EI) は、リーダーシップポテンシャルを早期に特定し、成長に繋げる、オンライン・アセスメントです。学術的な裏付けとDDI社による長年に亘る数々の調査結果をもとに将来、成果を出せるリーダーとしての因子として『4つのリーダーシップポテンシャル』を定義しています。
②実際のビジネス場面に近いシミュレーション
ポテンシャルとしての能力の拡張性を鑑み、状況に応じたリーダーシップの課題に対して適切な行動を特定できるかどうかを診断します。
③経営人材候補者のスクリーニング
将来経営リーダーとして活躍するハイポテンシャル人材の特定および能力開発施策の検討材料として活用いただけます。
④平易かつ気づきを促すレポート
個人別レポートに加え、能力開発に向けたガイドブック及びオンライン学習コンテンツにより、対象者の結果に応じた学習支援が可能です。
2.オンラインアセスメント~Early Identifier® (EI)で診断する項目
Early Identifier® (EI)では、リーダーシップ・ポテンシャルをパーソナリティとスキル&ナレッジの両面から診断します。下記の計16の診断項目(パーソナリティ:10/スキル&ナレッジ:6 )によって診断されます。
3.オンラインアセスメント~Early Identifier® (EI)における受講生の立場 演習イメージ
ある企業の製品ソリューション 事業部長 の立場になり、前任者の戦略に対して判断をしていただきます。判断材料として前任者の事業計画に加え、外部コンサルティング会社の分析レポートから当社の状況を読み取ります。
4.オンラインアセスメント~Early Identifier® (EI)の画面イメージ
ビデオや資料を見て、それに続く設問に回答いただきます。各ビデオはスクリプトを確認することも可能です。
5.納品物(レポート)イメージ
人材育成に関する検討や本人の能力開発に活用いただける以下のサポートツールをご提供します。
■組織/人事にご提供する報告書
・グループレポート
■受講者にご提供する報告書
・個人レポート
・16 要素の能力開発ツール
・上司用ガイド
・能力開発プランナー
・マイクロラーニング (オンライン学習)
・グループフィードバック(オプション)
6.スキル&ナレッジに関する学習支援ツール
能力開発ツール及びオンラインでの学習コンテンツをご利用いただけます。
7.オンラインアセスメント診断結果
スキル&ナレッジ(知識)とパーソナリティ(個人特性)の結果から、経営人材として早く成長する可能性が高い方を特定します。
▼詳細はこちら!
4.第2ステップのアセスメントについて~Leader 3 Ready(L3)
L3 は統括部長クラスのシミュレーションをオンラインで自由回答形式 対人ロールプレイングで受講いただくアセスメントです。
1.オンラインアセスメン~Leader3 Ready(L3) について
1.リアルな職務体験
世界的に定評のあるアセスメントセンターの設計をもとに開発されたシミュレーションが、リアリティあるビジネスシーンで受講者を惹きつけます。
2.事業戦略との連動
貴社の重要な事業戦略と連動して、上級管理職人材の現状を可視化。ビジネスの成功を実現するための人材戦略をサポートします。
3.4側面からの多面診断
行動、経験、モチベーション、パーソナリティの 4 つの 側面から事業会社社長として求められる要素を包括的に診断。精緻にパーソナライズされた結果を特定し、能力開発にお役立ていただけます。
4.評価、開発データの蓄積
公正で客観的な診断結果は、貴社の次期事業会社社長を育成するための蓄積データとして、また対象者本人の能力開発データとしてご活用いただけます。
2.オンラインアセスメン~Leader3 Ready(L3) で診断する項目
Leader3 Ready(L3)では、 DDI の長年に亘る調査研究を通して選定された、成功するリーダーにもっとも重要なコンピテンシーを診断します。
■リーダーシップスキル
1.コーチングと人材育成
2.権限・任務の分担(委譲)
3.イノベーションの推進
4.変革リーダーシップ
5.起業家精神
6.業務運営上の意思決定
7.戦略的方向性の設定
■ビジネスマネジメントスキル
8. 組織の人材の育成
9. 顧客重視
10.戦略実施の推進
11.ビジネス手腕
■対人関係スキル
12.戦略的影響力
13.人脈およびパートナーシップの醸成
14.感情的知性( EQ
3.オンラインアセスメン~Leader3 Ready(L3) 画面イメージ
4.オンラインアセスメン~Leader3 Ready(L3) における受講生の立場演習イメージ
ある企業の統括部長を想定し、様々な問題に取り組んでいただきます。日常の職場状況と同じく、部下からの問い合わせや事業戦略の提案、社内外パートナーとの話し合いなど、上級管理職として判断を迫られる場面が時間経過とともに次々に発生します。
5.オンラインアセスメン~Leader3 Ready(L3) 納品物(レポート)一覧
①受講者向け(個人レポート、アセスメント診断結果ガイドブック、能力開発ガイド)
②人事向け(グループレポート、評価データ)
5.オンラインアセスメンの診断プロセス
設計からタレントレビュー(人事報告)までの全体プロセスは以下の通りです。
6.参考情報
①Leader3 Ready(L3)と Early Identifier® (EI) の違い一覧
②サクセスプロフィール
経営人材に必要な要素をサクセス・プロフィール(知識、コンピテンシー、個人特性、経験で構成)で特定いたします。
③第1 ステップEarly Identifier® (EI)と第 2 ステップLeader3 Ready(L3)の診断内容の違い
④DDIとは
会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円 (令和 2年12月31日)
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?