見出し画像

2024年 人材アセスメント・人材育成関連新サービスプレスリリース

50年以上の歴史を持つアセスメント主体の人材・組織開発コンサルティングを行う株式会社マネジメントサービスセンター(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:遠山 雅弘 以下、当社)は、以下3つの新サービス提供を開始しました。


1.リアルなマネジメント体験を通じてマネジャーの準備度を測るオンラインアセスメント「Manager Ready Plus」

🔶開発背景

2020年にパンデミックが起こり、リモートワークへの働き方の転換が求められました。パンデミックが収束してきた最近では、オフィスワークへの回帰傾向が見られますが、多くの企業ではハイブリットワークのようにリモートワークがあることを前提とした働き方を継続しています。リモートでの働き方が前提になると、非同期コミュニケーション(メールやチャットなどリアルタイムで行われないコミュニケーション)で仕事を前に進めること、そして1回のミーティングで効果的な対話を行うことが重要となります。

🔽🔽🔽🔽プレスリリースはこちら🔽🔽🔽🔽

弊社独自の調査*によると、リモート・ハイブリットワーク環境におけるコミュニケーションに適応できていると答えた管理職はわずか27%でした。また、コミュニケーションに課題がある管理職のメンバーは「1年以内に退職したい」と回答する確率が、その他の回答と比べて3.5倍となりました。若い世代や優秀な人材は柔軟な働き方を求める声が高まっており、管理職がリモートワークやハイブリットワークでチームを率いるスキルがまずます重要になってきています。

そのような背景から、メール返信やプロジェクトの進め方決定などを行う演習(非同期コミュニケーション)や、オンライン上で部下や同僚と対話を行う演習(同期コミュニケーション)を搭載したアセスメントManager Ready Plusをリリースしました。

*グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト2023とは
弊社のパートナー企業DDI社と共同で実施している世界規模のリーダー調査。世界50か国以上、24業界、1,556の組織と13,695人のリーダー、1,827人の人事担当者の回答を検証し、人材育成のベストプラクティスとリーダーシップの未来を導く重要なトレンドを集約。
https://www.msc-net.co.jp/report-glf2023mainreport/

🔶サービスの概要

Manager Ready Plusで「科学的な人材育成や選抜」が可能に

Manager Ready Plusは初級・中級管理職向けオンライン・シミュレーション・アセスメントです。受講者はある企業のマネジャーの設定で、記述式のメールの返信や、メンバーのタスク・スケジュール調整、プロジェクトの進め方の決定などのシミュレーション演習に加えて、1対1でコミュニケーションロールプレイ演習をオンラインで実施します。

🔽🔽🔽🔽サービスの詳細はこちら🔽🔽🔽🔽


2.管理職の育成的関与と部下の成長実感にフォーカスしたサーベイ・ツール「LensPro(メンターシップ・成長観サーベイ)」

🔶開発背景

現在、企業の管理職には、個々の職場や部下の状況に合わせた繊細なマネジメントが求められています。人材の流動性が高まり、キャリア自律の重視、多様性の推進や個の尊重が求められる中で、以前のような組織の一体感や帰属意識の醸成が困難になっています。

🔽🔽🔽🔽プレスリリースはこちら🔽🔽🔽🔽

また、働き方改革の推進やパワハラ防止法の施行により、過重労働や過剰な要求のない健全な職場環境が確立された一方で、管理職は部下への仕事の付与や育成指導を慎重に行わなければならなくなっています。

「ゆるブラック」という言葉に象徴されるように、緩すぎる職場環境が従業員からネガティブに捉えられ、エンゲージメントや人材の定着に影響を与えているという声もあります。

このような現代日本の職場課題、上司と部下(特に若年層を対象)との間で発生するミスコミュニケーションの軽減を目的に、心理学を応用したサーベイ・ツール「LensPro」シリーズを法政大学キャリアデザイン学部の坂爪洋美教授と共同で開発しました。

🔶サーベイの概要

「LensPro」は、管理職向け人材育成・キャリア開発支援ツールである「メンターシップ・サーベイ」と、職場での成長実感にフォーカスしたキャリア自律支援ツールである「成長観サーベイ」の2つのサーベイで構成されています。

🔽🔽🔽🔽サービスの詳細はこちら🔽🔽🔽🔽


3.新任経営幹部が陥りがちな落とし穴を予測し、素早く適応するためのエグゼクティブ・コーチング「プレッシャー・ポイント・コーチング」

🔶開発背景

人的資本の情報開示が求められる中、経営幹部のサクセッション・プランの重要性はより高まっています。一方で、弊社独自の調査*によると、「リーダーの役割を担うことができる優れた人材の供給体制がある」と回答した人事担当者の割合は、2020年の新型コロナウイルスによるパンデミック以降、国内・グローバルともに低下し回復していません。

🔽🔽🔽🔽プレスリリースはこちら🔽🔽🔽🔽

*グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト
弊社のパートナー企業DDI社と共同で実施している世界規模のリーダー調査。世界50か国以上のリーダー、人事担当者の回答を検証し、人材育成のベストプラクティスとリーダーシップの未来を導く重要なトレンドを集約。
https://www.msc-net.co.jp/report-glf2023mainreport/

また、ビジネス環境の変化が激しくなり、経営幹部にはこれまでと異なる戦略や意思決定が、より高いレベルで求められています。加えて、人材育成の観点からも、早期の抜擢やM&A先企業への出向などを通じてタフアサインメントを行い、修羅場経験の機会を提供する企業が増えています。これまで活かすことができていた自身の強みや持ち味が通用しなくなったり、新しい環境で大きなプレッシャーを受け、以前は気づかなかった自身の弱みやリスクが明らかになったりすることは成長につながります。

しかし、有望な人材が十分な準備をしないまま経営幹部になり、新しい環境に適応できず、組織力の低下を招くケースは少なくありません。タフアサインメントは、成功確率が低いからこそタフだと言われ、失敗の原因を対象者個人に求めてしまいがちです。しかし実態は、新しい役割への移行が組織的にデザインされていないという組織の育成力の問題でもあるのです。前述の調査によると、リーダー自身が最も望む学習手法として、「社外の専門家によるコーチング」が最も高く、次に「能力開発を目的とした任務」であることからも、タフアサインメントだけではない新しい役割への移行プロセスの支援が求められています。

そのような背景から、経営幹部への移行プロセスを人材の選定と並ぶサクセッション・プランにおける重要なテーマとして捉え、経営幹部にスムーズに移行するための短期間で即効性のあるアプローチとして、新しいエグゼクティブ・コーチング「プレッシャー・ポイント・コーチング」のサービスをリリースしました。

🔶サービスの概要

プレッシャー・ポイント・コーチングは経営幹部が発揮すべきリーダーシップの中で、自身が特に陥りがちな落とし穴を予測し、新しい役割に素早く適応することを目的としたエグゼクティブ・コーチングです。

3回のセッションで、各参加者の具体的な課題の解決に向けて即座に実行できる行動を学びます。まず、自身の役割における現状認識を通じて優先度の高い課題を特定します。次に、経営幹部にかかる4つのプレッシャーの観点から、自身の強みとリスクを見極めます。そして、落とし穴を回避するために即実行可能な能力開発計画を作成します。

🔽🔽🔽🔽サービスの詳細はこちら🔽🔽🔽🔽

4.株式会社マネジメントサービスセンター

創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?