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「かんたんすぎると元気な人がつまらない」 「ちょっとむずかしくすると身体レベルの低い人ができない」 「どっちに合わせたらいいですか?」について考える

「かんたんすぎると、元気な人がつまらない」

「かといって、むずかしくすると、身体レベルの低い人ができない」

「どっちに合わせたらいいですか?」

と質問されたことがあります。

今回は、高齢者の体操支援をするときに「誰に合わせるか?」について、
考えてみます。

結論から言います。

ボクは、元気な人に合わせます。

その理由は、次の通り。

①全員が同じことを同じようにするように考えてしまうと、結論が出なくなるから。することがなくなってしまうから。

②できる人ができることをすればよいと考えて、時間の短い運動メニューをたくさんするほうがよいと思うから。

③年齢や体力レベルの差があるのは当然なので、そこから考えた方が得策だから。 

まとめます。

☆「全員同じにすべき」「平等にすべき」「全員ができることをしなければいけない」

こんなふうに考えてしまうと、アイディアが限られてしまいます。

☆それよりも、「みんな違っていい」「できることをすればいい」というふうに考えた方が健全。

☆そのためには、支援者が言動で伝える。たとえば、「できなくてもいい」とか「楽しんで」とか。そうしていけば、相手も「できないから無理」ではないく、「できるとこまでやってみよう」という前向きな気持ちでのぞめる。

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