人前で話すことが苦手なデザイナーが初登壇して成長した話
こんにちは!ファインディでコミュニケーションデザイナー(以下コムデ)をしています、たかなこ(@mrt_kanako)です。
2023年12月7日にLayerXさん主催のコミュニケーションデザイナー向けのイベントで、チャンスをいただいて初登壇してきました〜🙌✨
そこで、人前で話すことが超絶苦手な私がどうして登壇を決意したのか、登壇準備のこと、イベントの感想などご紹介できればと思います。これから登壇する方、いつか登壇してみたいと考えている方の参考になれば幸いです❤️🔥
ちなみに実際の資料がこちらです👇
🤔登壇を決めるまで
ちょっと前に、デザインチームのおそよさんがSpectrum Tokyo Meetup #06で初登壇をしているのを見て、私も「機会があれば登壇してみたいなぁ〜」と漠然と考えていました💭
しかし、私はもともと人前で話すのが超絶苦手で、むしろ避け続けてきた人生でした。さらに、登壇というのは特別すごい人がするものというイメージがあったため、自分にはまだ縁のないものだと思っていたのです。
そんな折、マネージャーのムカイさんから「せっかくだからエンジニア御守りについて登壇してみない?」と声をかけられました。
そういえば、プチバズりした御守りについて書いたnoteも好評だったため、ちょうど良い機会だと思い、ほぼ勢いで登壇を決意しました。自分の関わったクリエイティブが注目されることもそうないだろうし、このチャンスを逃したくないと思ったことも理由の一つです。(エンジニア御守りネタを擦りすぎて、御守り一発芸人になりつつある私…👼)
👶はじめての登壇準備
初めての登壇ということで準備は2週間〜10日前くらいから始めました。
登壇準備をするにあたって何から手をつけていいかわからなかったため、登壇経験の豊富な社内のメンバーにアドバイスをもらうことに💡
そのアドバイスが以下になります。
準備で一番苦労するところはスライド作りかと思っていたので、資料作りが最後の方のフローというのは意外でした👀
登壇の玄人曰く、構成を固めないままスライドを先に作ってしまうとだんだん内容にブレが生じ、大体の場合は大幅に方向性を修正しなければならなくなり、ロスが増えてしまうからだそうです。
そのため、箇条書きで構成をしっかり固めてからスライド化することが一番効率がいいとのことでした🙌✨
ここからは、準備で重要だと感じたところをピックアップしてお話します!
◾️構成を考える
今回のイベントテーマが「乗り越えたこと、忘れたいやらかし。」だったため、このテーマに合わせて「エンジニア御守り」で何が話せそうか、まずはとにかく箇条書きにしていきました。そして、出し切ったところで「伝えたい軸」を整理し、これらをふまえて登壇のタイトルを仮決定しました。
登壇タイトルを考えた箇条書きメモをそのまま利用し、構成を作ります。ここで言う「構成」とは、話の流れを箇条書きのテキストで簡単に表現するものを指しています✍️
上記の構成を元に、話したい内容を肉付けしていきます。
ある程度、構成の肉付けができると、スライドがなくても簡単な発表練習ぐらいはできるので、実際に声に出して練習して違和感がある部分を調整していきました。
この時に登壇の時間(今回は10分)も意識して練習するのがポイントです💡
◾️スライド作成
さて、構成ができたらいよいよスライド作りです!
この時点で構成がしっかり出来ていたので、スライド化すること自体はさほど苦労しませんでした。ちなみに、スライド化する上で私が意識したことは主に2つです✌️
一つ目は、1スライド1メッセージを意識しました。
これは「高橋メソッド」のプレゼンテーション技法を参考にしました。「高橋メソッド」とは、文字だけ(巨大)で構成されるプレゼン方式のことです。
全てのスライドが文字だけというわけではありませんが、本番中に緊張して話す内容が飛んでしまっても大丈夫なように、スライドの枚数を増やしてカンペも兼ねたスライドを作りました笑
二つ目は、今何の話をしているのか、聞き手が迷子にならないようスライドを作ることを意識しました。これは聞き手に余計な負担をかけないようする意図もあります。
こちらについては具体的に下記のような方法で対策しました。
登壇内容全体のアジェンダを随所に入れる
いま全体のうちどの部分の話をしているか図を使って説明する
全ページに「今話していること」の見出しを配置する
↓工夫した部分のスライドを一部お見せします👀
(全ページのスライドのリンクは最初の方に貼っています)
◾️発表練習
スライドができたら、最後はいよいよ発表練習です🎤
以下のサイクルを繰り返して、発表の質&スライドの質を上げていきました。
実際にスライドを使って発表練習すると色々気づくところがあります。
例えば、登壇時間より短かったり、長かったりするのでスライドの枚数を調整しなければならないと気づいたり、発表中に腑に落ちないと感じたところは構成の順番を変えるなどです💡
更に、社内のメンバーに発表を見てもらい、客観的に見てわかりづらいところなどはフィードバックをもらって修正を繰り返していきました。
🫨いよいよ当日
そして、いよいよイベント当日!
イベントが夕方からだったので、本番を迎えるまでオフィスでひたすら練習していました。
そして、いざ会場へ!!今回は助太刀さんのオフィスが会場でした。
到着するとスピーカー(登壇者)用の待合室に案内していただきました。そこで、他の登壇者の方と交流したり、機材などを確認したりしながら、ゲストの方々が入場されるのを待ちます。
登壇スタート
いよいよ登壇が始まります🎤(私は4人中2番目の登壇でした)
デザインチームのメンバーも応援に駆けつけてくれ、非常に心強かったです。デザインチームのチームワークを感じました🫶✨
登壇中、油断すると緊張で足が震えてしまいそうだったので、なるべく何も考えず練習通りに話すことだけを考え発表に集中しました。そんな中、笑ってほしいなと思っている部分で笑いが起きたり、発表を通して伝えたかったところでリアクションをもらえたことで、次第に「登壇楽しいかも、、、?」と思えたのが強く印象に残っています。
発表が始まる直前までは不安でいっぱいでしたが、練習を重ねたことが身を結び、我ながらいい発表ができたと自分の自信につながりました。そして何よりも「登壇、楽しかったなぁ」と心の底から思うことができたのです🥲✨
また、他の登壇者の方々のセッションもとても学びが多かったです!私以外、登壇経験が豊富な方ばかりだったので、スライドのクオリティ、話の構成、間の取り方など全部が大変参考になりました✍️
普段聞けないようなリアルなお話が聞けるのもオフラインイベントならではの良さだなぁ〜としみじみ感じました。
交流会
登壇後、他社のデザイナーの方々から「発表面白かったです」「エンジニア御守り欲しいです」と声をかけてくださり、リアルタイムで感想を頂けたことが何より嬉しかったです!
また、忘年会ということで「乗り越えたこと、忘れたいやらかし。」について少しお話しさせていただいたのですが、ブランディングやイベントの体験設計などファインディと同じ課題や伸び代を抱えていて、組織を超えて共通の「コミュニケーションデザイナーあるある」を共有できたのが新鮮でした🙌
今回の登壇、個人的には「はなまる💮」の出来でしたが、もちろん伸び代もあります。それは、登壇準備に全力を注ぎすぎて交流会での体力・気力を確保できていなかったことです。ここを十分に温存できていれば、さらに多くのデザイナーの方々と交流できたのかなぁ、、、なんて。
この反省は次回の登壇に活かします💪✨
😋登壇後のご褒美
イベント終了後は、駆けつけてくれたデザインチームのメンバーとご飯へ行きました🍽️
メンバーが登壇を褒めてくれたり、労いの言葉を掛けてくれたことが、心と身体に染みました、、🫠💕
🥰いただいた反応
今回の登壇のために発表した「エンジニア御守り」を持ってきていたので、スピーカーや参加者の方々にプレゼントしました。
Xで反応をいただけたので、一部紹介させてください〜✌️✨
こんなに反応をいただけるとは思っていなかったので、沢山の方々にポストしていただき本当に嬉しい限りです!
登壇準備に行き詰まって悩んだりもしましたが、社内のメンバーに助けられながら、発表までやり切った甲斐がありました🥲✨
🥹登壇を終えて
今回初めてイベント登壇をしてみて、以下の気づきがありました。
迷う前に挑戦!勇気を出して行動してみると意外となんとかなる
経験を言語化すると自分自身の振り返りになる
ファインディは、挑戦をする人を積極的にサポートする温かい環境
イベントを通して他社のデザイナーさんと交流しやすくなる
最初は勢いで決断した登壇でしたが、その挑戦を通じて、自分の中でさまざまな気づきと成長がありました。
登壇の準備でアドバイスをくれた社内のメンバーや、登壇のリハーサルに協力してくれた仲間には大大大感謝です!私の体験を読んで、登壇するか迷っている方が一歩踏み出すきっかけとなれば幸いです🙌✨
私でもできたので、全人類できる!!!!
私が所属しているデザインチームでは、各種デザイナーを募集中です。
全社横断してクリエイティブに向き合える楽しい&やりがいのある環境です。今回の登壇でもデザインチーム以外のメンバーにもめちゃくちゃお世話になりました。そんな温かいメンバーが沢山いるファインディで働いてみたいな〜と思った方!まずは気軽にお話ししましょう〜🥰
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