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秋は落ち込む季節、の話

このところ、気温と気圧の急降下が多いからだろうか。

物凄く深く落ち込む頻度が上がっている気がする。

単純に近しい人と接触する機会がないということもあるだろうが、それにしても異常なほどの孤独感や無気力に苛まれる。

趣味であるはずの映画鑑賞にも集中できず、ずっとスマホを見ては誰かからメッセージが来ていないか狂ったように確認している。

一人でいると内省する時間も増えるから、考え事や様々な「生活の仮説(哲学のようなものをこう呼んでみた)」も増えていく。それらは本来こういった場にアウトプットするのが良いのだろうが、文章を打つのも推敲するのも面倒くさがりな私には重荷だ。

そこで頼ってしまうのが話を聞いてくれる友人の存在であるが、友人は利害関係がないからこそいいのであって、自分のアウトプットの為だけに高頻度で乱用するのは流石に迷惑がかかる。

そこで大人しくしていると、本当に誰とも話さず、頭には考え事が山のように溜まっていって苦しくなるのである。


ここ最近は、とにかく最大目標を「死なない」に設定して、なんとかやり過ごしている。方法はいろいろで、体にあっていない精神薬(睡眠薬でもないのに眠り過ぎてしまう)で丸一日眠って予定のない日をスキップしたり、闇雲に出かけてウインドウショッピングしたり、と世間体としては褒められたものではないが、生きることすら困難な厄介者としてはなんとか人様に迷惑をかけずにやっているので良いということにしている。



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