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✓カッコウの卵は誰のもの/東野圭吾

▽あらすじ
往年のトップスキーヤー緋田宏昌は、
妻の死を機に、驚くべきことを知る。
一人娘の風美は彼の実の娘ではなかったのだ。
苦悩しつつも愛情を注いだ娘は、
彼をも凌ぐスキーヤーに成長した。
そんな二人の前に才能と遺伝子の関係を
研究する科学者が現れる。
彼への協力を拒みつつ、
娘の出生の秘密を探ろうとする緋田。
そんな中、風美の大会出場を
妨害する脅迫者が現れる。


▽感想
犯人の動機が最後の最後まで
薄くてあまりインパクトがなかった。
それでもストーリーは
面白くよく、ねられていると思った。
でも結局、娘が真実を知ることは
ないのかなあ。
緋田さんはいつ娘に真実を伝えるんだろう。
上条一家がが一番つらい結末をおったな。
父親がだらしなさすぎるせいで
息子や妻にまで迷惑をかけて…
みんなの行く末が気になる物語でした。

とにかく、娘の出生や犯人、その動機
いろいろと気になることが増えて
読むのに飽きはこなかった。


カッコウの卵は誰のもの/東野圭吾/光文祥文庫


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