THE MUSIC PLANT
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ヴェーセン終った。ご来場ありがとうございました。
普段公演が終ると…公演の成功よりもぽっかりと心に穴があいてしまい、本当に寂しくなることが多いのだが、今回はなんだか違っている。妙に幸せ感が続いている。ここまでやってきて、本当に良かった。そう心から思える公演だった。ご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。
それにしても、まさか自分の体調がこんな状況になろうとは、このツアーを発表した時は想像すらしなかった。いや、病気はすでに発見されて
バルトロメイ・ビットマン来日終了
いや〜、またもや疲れた。疲れたけどハッピー。本当に本当に楽しかったわ。今回は…というか、今回もホントに最高のツアーでした。クレメンス、マティアス、素晴らしい4日間をありがとう。ご来場くださったお客様にも大感謝。武蔵野スイングホールは、まぁ、会員さんでソールドアウトしちゃうからいいとして、フル・プライスのStar Pine's Cafeのチケットが新人でこれだけ売れたというのは、すごいことだと思いま
もっとみる終った〜! ウォリス・バード2017年11月
終った。いつもツアーが終ると寂しくもあり、がっくりでもあり、落込むのだが、でもなんだか今回は落ち着いた気持ちでいる。今回、プロモーターとしては最悪の条件下。新しいリリースなし、平日しかも月曜日の公演。チケット代だって安くない。果たして過去の公演が成功しているとはいえ、Star Pine's Cafeが埋まるんだろうか。今まですべての公演は週末だったし、そもそもオーストラリア・ツアーの前哨戦としてス
もっとみる終ったー ペッテリ・サリオラ!
いや〜、またツアーが1本終わった。ペッテリ・サリオラの新譜「究明」に伴うツアー。福岡から始まって、大阪、そして浦和、東京。4ケ所。
今回もペッテリはすごい公演を見せてくれた。いや、毎日努力してるやつは違うね。伸びしろが違う。毎回毎回見る度にすごい成長しているから、ホントにやりがいがある。安定の中年&爺さんプレイヤーたちもいいけれど、若い子をやるのはこういうところがいい。それにしても今回でペッテリ
ICE STATION終わった〜(アメリカ編/後半)
さて翌日はまずまずの良い天気の中、京都からの移動である。移動にはバスを押さえた。結局出演者+奥様方で15名以上になってしまうこと。またこの大人数をつれての電車移動には無理があること。またナヌーク側の機材の多さを把握するに電車移動なんて絶対に無理と判断してバスになったのだ。
バス移動久しぶりである。ウチのトランポは、いつものサンプラントさん。業界の大手さんだが、いつもホントにとても良くしただいてい
ICE STATION終わった〜(アメリカ編/前半)
いやー 終わった。スコットとピーターがロビン・ヒッチコックと一緒に来てくれたのが2006年。それ以降、また日本に来たいと何度も言われていたのだが、ずっと実現できずにいた。今回やっと10年ぶりにICE STATIONというかたちで彼らを呼ぶことができて、ホントに良かったと思う。
彼らはもう充分すぎるほど最高のステージを見せてくれた。ホントに楽しそうに演奏してたよね。余裕しゃくしゃくの彼ら。1部のナ
U2 Does the Joshua Tree
私たちがバンドに求める物は、期待するものは、いったい何なんだろうと思う。
バンドは人々が望むものを演奏すれば、それでいいんだろうか。いや、違う。ここでレフセッツ先生が言うように、バンドとは、文化とは、みんなの先を行き未来を変えて行くものである、と私も思いたい。ちょうど夜中にR.E.M.のドキュメンタリー映像を見て、ロックバンドとはこうあるべきだと感動しまくっていただけに、このU2のこのニュースに
ウォリス・バード来日レポート(後半)
というわけで、やっと京都初日。サウンドチェックは4時からだった。さっそく磔磔さんへ。
サウンドチェックが始った…
普通サウンドチェックの時、出演者はスタッフの後、1時間くらい時間をずらして会場に来て、準備が出来たところで「さぁ、どうぞ!」ってな感じで始まるのが普通なんだけど、ウォリスの場合は違う。エンジニアで相棒のエイダンと一緒に会場に入り一緒にあれこれノンビリと精神集中しながらステージを自分
終った〜 ウォリス・バード来日レポート(前半)
ウォリス・バードの来日も終ってしまった。終ってみれば早い早い。昨年5月に初めて日本に来日させて、それは5年がかりの事業だったので「ここまで長かったな」と思ったけど、いやいや,振り返ってみれば、すでにもう2回の来日が終ってしまったのだ。うーん、早い。そして今さらだけど新人を育てるのは大変だな、と思った。それをしみじみと感じた。
ウォリスのことを初めていいなと思って、来日の交渉が出来るようになるまで
20周年記念コンサート、終ったー(ヴェーセン編)
さてアーティスト別「20周年記念コンサート」のレポートをしたいと思います。でもよく考えたらナヌークは、このあとも2月までプロモーションしないといけないから表のブログに書かないと意味ないし(でも彼らこそ裏ブログ=ここに書きたいネタは山ほどある)、「辺境の歌コンサート」も総括したい。
それにしても日々は、あっという間に過ぎてしまう。もうすでに20周年公演なんか、遠い昔のことみたいに感じるのも事実だ。
20周年記念コンサート、終ったー(2)
それにしてもCD売って10年、コンサート打って10年、よく持ったものである。しかも、その間、ほとんど自分の好きな事しかしていない。ありがたいことだ。
2006年にもうCDでは食べて行けないなと判断した私は、コンサート事業に正式に舵を切った。心がけたことはいくつかあるが、前の来日公演よりも良いものを作ること。それにはすごく気をつかった。ワールド・ミュージックのアーティストは通常ポップスやロックのバ
カズオ・イシグロ「文学白熱教室」を見ました。
英国タイムズ紙の「1945年以降最も重要な英文学者50人」にも選ばれているベストセラー作家、カズオ・イシグロ。1989年「日の名残り」でブッカー賞を受賞。昨年3月、10年ぶりの長編「忘れられた巨人」を発表しました。
で、ETVで放送になった「文学白熱教室」、すっごく内容が良かったので、ここに自分用のメモも兼ねて番組の内容を書き記しておきます。(なお番組を録画し、それを見ながら書き起していますが、
ミュージシャンさんの皆さんへ(偉そうな)アドバイス
自分の仕事はいい仕事だ…と思う理由の1つに、優秀なミュージシャンの皆さんがチヤホヤしてくれる、という事があげられる。私は普通のどこにでもいるおばちゃんなのだが、こういう事を生業にしているがゆえに、ミュージシャンの皆さんがあれやこれやと気を使ってくれる。CDもたくさんもらえる。コンサートに誘ってもらえる。ホントにありがたいこっちゃ、と思う。
先日もとあるフィンランドのミュージシャンが、別のなんかで
20周年記念コンサート、終ったー(1)
いや〜、終った。終ってしまった。20周年記念コンサート。しかし良くやったよなぁ。良く、あんな地味な音楽で2日間、あれだけの規模の手打ち公演やったよ。いや、もちろん音楽は一流でしたよ。なんてったって、ヴェーセンとルナサ。そのへんのバンドと一緒にしてもらっちゃ困るってなもんで。本当に最高中、最高の公演が出来たと思う。
チケットも、一流の洋楽の公演なみに高かった。しかも東京オンリー。それでも、あの公演