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価値観の素

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粗く、未熟な言語化を通り、私の今の確かな価値観は作られていったのだと思う。
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2020年5月の記事一覧

お葬式という「悲しさ」の演出

お葬式という「悲しさ」の演出

涙を流しても、目の前の人の命は戻ってこないということを、誰しもが理解しているはずだ。でも、「死」という現実を受け入れられず、涙を流す。

私は、祖父が亡くなった時、涙一つ流さなかった。

ただただ、喉の奥に溜る痛みに耐えた。

確かに、人の死を目の前にした時、後悔したり、その人との思いでを思い出したり、色んな感情が交差することだろう。

自分の感情に身を任せ、涙を流すことは悪いことだとは思わない。

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