「鳴門らっきょ」認知度調査
無名有実?
「鳴門らっきょ」は小粒で実がしまりシャキシャキした食感、小粒がゆえに希少性が高く手間暇をかけて生産されるのが特徴です(これについては後日詳しく書きますね)。素晴らしい特産品であるにも関わらず、らっきょ界においても鳥取、鹿児島といったメジャー勢に押され認知度は高いとは言えず、「鳴門金時」「鳴門わかめ」「れんこん」のような鳴門の他の特産品にも大きく水をあけられております(個人的見解です、、)。
他の産地、産品と比べて加工品が少なく特産品としての価値が埋もれていることが要因と考え「鳴門らっきょ」をつかった新規性、独創性の高い加工品を開発、販売することでリブランディングを図り、将来的にらっきょ界のトップブランドとすることを目指し日々奮闘しております。今後、様々な商品を店舗、ネットで販売していきます。らっきょファンの皆様、らっきょ嫌いな皆様も乞うご期待ください。
「鳴門らっきょ」は本当に認知度が低いのか?
それでは「鳴門らっきょ」は本当に認知度が低いのか?主観だけで論じるのは危険なので現状の認知度は如何ほどに?ということでPR活動もかねて昨年12月、今年1月の計2回にわたり東京、日比谷公園でたたずむ46名に街頭インタビューという形で調査いたしました。
本題の前に「らっきょの花」の認知度調査
街頭インタビューでいきなり「らっきょの生産地!」と突っ込んでいけば、ドン引きされると思い、また日比谷公園に綺麗な花が咲きこぼれていることも手伝ってまず初めにこの写真を見せて「なんの野菜の花でしょうか?」と「らっきょの花」認知調査を行いました。
解答結果 正解者ゼロ
ニラ 6名、ニンニク 4名 、わからない 36名
らっきょという答えに、皆さん驚きの表情。知的好奇心もくすぐり、場が一気に和みました。この美しい花の意外性、ギャップはらっきょブランディングの大きな力になると確信しました。
さて、本題「鳴門らっきょ」認知度は?
このグラフを見せ生産量第5位の都道府県を答えてくださいと問いました。
解答結果 こちらも正解者ゼロ!
正解はもちろん徳島県です。「なると」というワードも出てきませんでした。
(解答内訳)島根9名、熊本7名、千葉5名、福井5名、群馬4名、長崎3名
東京1名、福島1名、大分1名、わからない 10名
この調査だけで断言するのは、はなはだ乱暴ではありますがやはり東京では認知度は低いようです。この結果に対して憂うことは全くなく、伸びしろしかないと前向きに捉えました!
鳴門市に移住して感じることですが、実はこの徳島の地においても鳴門でらっきょを生産していることをご存知でない方が結構いらっしゃいます。
Vision 「らっきょといえば、徳島鳴門」
僕のビジネスプランのVisonに「らっきょといえば、徳島鳴門」という世界を作りあげることを挙げております。3年後に日比谷公園で同じように街頭インタビューして、「徳島!」って答えが返ってくるように。
完全オリジナルらっきょ製品、具体的にどこで何を販売するかについては後日発表致しますのでもうしばらくお待ちください。お楽しみにして頂ければ嬉しいです。
【最後にお願い】 連休の夜に白ワインとらっきょを
最後まで読んでくださりありがとうございます。
この連休中天気がパッとしないので、遠出せずに近所のスーパーでらっきょを買ってください。産地はどこでもいいです。中国産でもいいです。鳴門産は売っていません。加工品がありませんので。カレーなどに添えるのではなく、らっきょ単体でらっきょに正面から向き合って食べてください。白ワインや日本酒(大吟醸)と共に召し上がることをお勧めします。
そして日本地図を見ながら鳴門ってどこだろう?どんな所だろう?と思いを馳せながら食べてください。そしてあなたの感性を身近なご家族、友人に共有してください。
そうして、「鳴門らっきょ」への興味、関心の輪が拡がっていけば、いつかは、、、、、