社会人3年目です。文章書くの苦手なので練習がてらゆるゆる書いてます。映画鑑賞が趣味です…

社会人3年目です。文章書くの苦手なので練習がてらゆるゆる書いてます。映画鑑賞が趣味です。音楽も好きで色々聴きますが1番好きなのはスピッツです。

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『哀れなるものたち』鑑賞記録

2024年のアカデミー賞で11部門にノミネートされて話題沸騰中の『哀れなるものたち』を先日鑑賞してきました。 ヨルゴス・ランティモス監督作品は『女王陛下のお気に入り』『聖なる鹿殺し』『ロブスター』を鑑賞したことがあって、個人的なヒット率で言うと6:4ぐらいの期待感で公開を待っていましたが、鑑賞後10:0!!圧倒的怪作!!最高!!という気持ちでふわふわしながら劇場を後にしました。 予告編やポスターなど、プロモーションではダークファンタジー?衣装や音楽がすごそう?みたいな視聴覚

    • 『悪い子バビー』鑑賞記録

      久しぶりにnoteを書こうと思ったのはすごい人に話したいのに話すことが難しい映画を観たからです。その名も『悪い子バビー』。 製作されたの自体は1993年ですが、日本での公開は初という本作。 私がこの作品を知ったのは劇場の予告編で、たしか『悪魔の追跡』リマスターを観に行ったときだったかな。 予告編だけでもうっとなりそうな空気がむんむん漂っていて、それからずっと気になっていました。 それでも劇場という逃げ場のない場所で観るのが若干怖いのもあり、行けていない状況が続いてました。 そ

      • 『ひまわり』鑑賞記録

        1970年に公開されたヴィットリオ・デ・シーカ監督の『ひまわり』を観ました。 修復されて映画館にかかるという噂を聞いて、映画館で観る気満々でしたが、呆気なく公開終了してしまい、配信サービスで鑑賞。 映画の冒頭から、あの音楽とひまわり畑が映し出されて、一気に惹き込まれました。 主人公は強気で美しいジョバンナ。 アントニオと出会い、勢いでの形だけの結婚式をあげる。 それでも共に過ごすうちにお互いへの情は深まる。 そんな中、アントニオは戦争へと送られてしまう。 生きて帰ることだけ

        • 不完全燃焼で生き延びる日々

          久しぶりに書きます。 社会人3年目に突入し、はや5ヶ月目。 今の仕事は、いや今の案件は、控えめに言ってつまらない。 1年目の時の方が、しんどかったけど頑張った分だけ身につく何かがあった。 今の案件は頑張っても何も得られない。 案件に最初の頃は、得られると信じて頑張ったし、 実際にやったことのない仕事で得られるものもあったけど、 私の中に蓄積されるそれは虚無に近い感情のみ。 信頼できる友人に相談しても、 それはつまらん、なんて無意味だ、と断言された。 生来優柔不断で己の目利き

        『哀れなるものたち』鑑賞記録

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          りんごケーキ

          りんごケーキ

          言語化で孤独と闘う

          良く晴れた雲一つない日曜日の午後ですね。外に出れば容赦ない太陽光線に肌をじりじりと焼かれじっとりと背中を伝う汗の不快感と闘うことになるのでしょうが、快適クーラー空間のベッドに横たわり窓と向かいに見える建物に切り取られた人工的な青い空を見上げていると、夏も悪くないなと思いますね。 noteを書くのは一体いつぶりなのでしょうか。 随分長い間noteを書いていませんでした。でも書くこと自体はこの間も密かに楽しんでおりました。自分だけが読む日記に向かってつらつらと心に浮かぶことを何

          言語化で孤独と闘う

          『言えなかった小さな秘密』(短編小説)

          田代早紀は紙袋から取り出した本の見覚えのある表紙を見つめながら、驚きと申し訳なさと喜びで溢れかえった心をなんとかなだめた。そして「ああ、ほんとうにありがとう」と何とか絞り出した言葉のあまりにも空虚な響きに更に申し訳なくなっていた。 田代早紀は3月に誕生日を迎えた。今年で25歳になる。社会に出て3年が経とうとしていた。仕事にも慣れてきて4月からの新人研修にチューターとして参加することが決まっていた。社会人となってからは大学生活を送った神奈川を離れ、大阪に住んでいる田代には佐々

          『言えなかった小さな秘密』(短編小説)

          桜散歩

          こんばんは。 今日は桜を見に散歩をしてきたのでその話を… 有名な桜の名所ということもあってすごい人。 散歩をしていると色んな光景と出会いました。 小さい子を連れた家族、若いカップル、老夫婦、学生らしき集団、女子会などなど。 散歩道には屋台も出ていて、やきそば、たこ焼き、ベビーカステラ、長い列ができていました。 桜の下でブルーシートを広げて、ごはんを食べたり、お酒を飲んだり。 そのちょっとしたお祭りムードがものすごく久しぶりに感じられました。 そうやって人の奏でる騒音に満ち満

          桜散歩

          いくつになっても「好き」との出会いは素晴らしい

          久しぶりにまた書きに戻ってきました。 今回のテーマは「好き」について。 恋愛の話ではありません。 皆さんは「好き」なもの、何かありますか。 本当になんでもいいです、食べ物でも本でも人間でも事象でも、とにかく何でも…それについて考えずにはいられなくて、毎日たとえ数分であってもそれについて思いを馳せる時間が意図せずともできてしまうような「好き」。 それについて考える内に脳がオーバーヒートしてくるような、それ以外のことを考えるのに脳を使うのがなんだか勿体なく感じてくるような、そ

          いくつになっても「好き」との出会いは素晴らしい

          お風呂上がり、熱を帯びた体が思い出を呼びさます

          こんばんは。 今日はお風呂上がりにふと懐かしくなった話をします。 私は、社会人になって暮らしを始めたマンションの水道料金が定額制であることをきっかけに、毎日お風呂に浸かるようになりました。 大学時代に住んでいたマンションはそんな制度はなく、なんとなくシャワーでいいかとなることが多かったんです。 今思うと信じられませんが、割と冬もシャワーだけで済ませたりしていました。 でもシャワーって全然体が温まらないんですよね。 お風呂に浸かった後のこのポカポカは、やはりお風呂に浸からな

          お風呂上がり、熱を帯びた体が思い出を呼びさます

          『心と体と』鑑賞記録

          今日は久しぶりに映画鑑賞の記録です。 映画『心と体と』を観ました。 2017年に制作されたハンガリー映画で監督・脚本はエニェディ・イルディコー。 アマプラで観れる映画を適当に漁っていたら、なんとなく内容に惹かれました。 舞台は牛の食肉工場。 そこで財務部長を務める孤独な中年男性エンドレは、ふと窓の外に佇む美しい女性に目を止める。 彼女は、女性従業員の産休取得の穴埋めのため雇われたマーリアだった。 内向的で人との交流が不得意なマーリアはエンドレにも最初は警戒を示す。 しかし奇

          『心と体と』鑑賞記録

          『ねじまき鳥クロニクル』感想(ネタバレあり)

          久しぶりに本を読みました。それもかなり短期間に、かなりの集中力でがーっと。こんなに面白い本を読むのは久しぶりです。なので感想の文字起こしをしておきます。ただ今の私はかなり興奮状態で見境なくネタバレしていくかもしれないので、これからこの作品を初めて読むと言う機会に恵まれた方はこの先を読まない方がいいかと思います。 さて物語について入る前に、私がこの本を読むことになったきっかけも書き残しておきましょう。 始まりは映画『ドライブ・マイ・カー』でした。職場の人とこの映画の話になり

          『ねじまき鳥クロニクル』感想(ネタバレあり)

          どうしようもない気持ちはどこにいくのか

          今日はちょっとコロナのことで、怒りと諦めと虚無を味わったのでそんな話をします。 職場でコロナ陽性反応者が出ました。 こればっかりはもう仕方のないことなんです。 かかった人は私が1番お世話になってる先輩で大好きな人です。 私の知る限りかなり慎重な先輩なので、きっとこれはもう本当に仕方のないことなのです。 私はその先輩と同じ会議に出席しました。 会議は2時間弱。 しかしこの会議、本来なら私は特に参加する必要はありませんでした。 私が出社日をその日にしていたからで、その日にした

          どうしようもない気持ちはどこにいくのか

          久しぶりの投稿

          こんばんは、最後の投稿から数ヶ月。 時間の流れの速さに押しつぶされそうな日々ですが今日もぼちぼち生きています。 色んなことが起きて、色んなことを感じた日々。 色んなことといっても、些細なことばかりではありますが。 「私はこう思う」とか「こう生きたい」とかそんなものを少しずつ考えてたり、言語化してみたりということがたくさんできたような気がします。 思考の整理とインプットの時間を経て少しは生きることや語ることが上手くなったと思いたいものです。 あることを経て自分の趣味を映画・

          久しぶりの投稿

          GAGがおもしろい。

          大宮セブンツアーでGAGのネタを見て以来、GAGへの興味関心がぐんぐん高まってきてYouTubeでネタ動画を漁るようになりました。漁れば漁るほど私の中でこんな言葉が浮かび上がってきました。 え、GAGってめっちゃ面白いやん… そんなにお笑いに詳しいわけではない自分にとってGAGがどれくらいの知名度なのかは自分基準でしか語れないんですが、少なくとも私の場合は大宮セブンを知ることがなければ出会えていなかったと思います。失礼かもしれませんが、面白さと知名度が釣り合ってないとしか

          GAGがおもしろい。

          「CUBE 一度入ったら、最後」鑑賞記録

           先日CUBEを見て参りました。菅田将暉と岡田将生という組み合わせが個人的に気になって、どちらかというとキャスト目当てで行った感じです。  物語に関しては、オリジナル版と比べると割かし説明があったのかなという印象です。ただオリジナル版の記憶が薄れているので確実なことは言えません…でも今回のリメイク版ならではの解釈や設定があったのは確かだと思います。このCUBEというものに与えられた意味やここに集められた人間たちの背景なんかがオリジナル版よりも描かれているような気がします。

          「CUBE 一度入ったら、最後」鑑賞記録