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10/2は国際えん罪デー。コンビニで万引き犯だと疑われた話。

皆さんこんばんは。

10月2日は、国際えん罪デー(International Wrongful Conviction Day)です。


「えん罪原因やえん罪事件の救済に対する意識を高め、無実者やその家族に対して、えん罪がいかに大きな人的・社会的そして感情面の負担を与えるものかを認識する」ための日とされています。


日本にもえん罪はたくさん起きていると言われています。

そんなえん罪を調べたり、えん罪による被害者を支援したりする団体もあります。
「イノセンス・プロジェクト」です。


司法実務家、法学者、心理学者、情報科学者、といったプロフェッショナルや大学研究者、そして理念を共にする一般市民などの有志により構成されています。


えん罪って正直遠い話のように聞こえるかもしれません。
普通に生きてたら疑われたりしないでしょ。
もし被害に遭っても運が悪かったと思うだけじゃね?


僕もこれまでえん罪を軽く考えてたところがありました。
というのも、つい先日、万引きのえん罪をかけられた出来事があったのです。🥺


今年の夏の話です。
時間は夜11時過ぎくらいでした。

母親のケータイの充電器が故障し、ケータイが充電できなくなったのです。
翌日使う用事があるため、急いで母と一緒に近所のコンビニに行きました。

そこで店員さんに万引き犯扱いをされたのです
😰😰😰

ケータイの充電器はロックをかけられて棚に並んでいました。
対応機種は裏面に書かれており、店員さんを呼び、充電器を買いたいので裏を確認したいと説明をし、ロックを外してもらいました。


その後、レジに行くと、さっきとは違う店員さんがレジにおり、レシートももらいその充電器を買いました。


するとなんとコンビニを出て50m先くらいまでロックを外した店員さんが追いかけてきたのです🥺
「すみませんが商品棚に戻されましたか」と聞かれ、充電器とレシートを見せると店員さんは去ってゆきました。


僕と母は戸惑いましたが、夜11時過ぎで次の日の準備もあるため、その日はそのまますぐに帰宅しました。


しかし、だんだんとモヤモヤが広がっていきました。

そもそも何で買ってないと思われたのだろう。
レジで先に確認するべきでは。
夜中で、僕が車いすユーザーで、母が年寄りだから決めつけていたのでは。
いつもあんな疑った態度を取っているのだろうか。

悲しい気持ち、悔しい気持ちがせり上がってきました。
その日の夜はなかなか寝つけなかったです。
その後、母と話すと同じ気持ちでした。


それに、その日以来その近所のコンビニには行きづらくなりました🥺
御用達だったのに。疑われた日の昼間も僕はそのコンビニに行っていました。



えん罪をかけられることがこんなにメンタルに刺さったり無力感を感じられるなんて、僕は知りませんでした。
かけられる側になって気づきました。


えん罪の問題は他人事ではなく、身近に起こりうる問題です。
仕方ないと見なしたり、放置することは許されないことです😠


執筆者、ハイサイ・オ・ジサン

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