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契約書のことを考える前に ~ビジネスで大切なこと~

先日は、契約書のご相談がありました。
でも、本当にそこが課題の中心なのか?
直感的に、違和感を感じたのでした。。。


契約書を見ている段階で、関係性がダメになっている

ビジネスを進める上で、外部の人とのやりとりや、仕事の条件について、契約書を交わすことがあります。でもこれは、万が一のたときのための最後の砦。普段は見ることのない書類です。

契約書を見なければいけないのは、相手との関係性が崩れ、ビジネスがうまく進まなくなったとき。要するに、ダメな状況になって、初めて契約書を見るわけです。

契約書を見ないで済むようにするのが正解!

契約書を交わした後は、そんなこと気にせず、ビジネスがどんどん進んでいくのが理想です。どこにしまったか、忘れるくらいがちょうどいい。でも、ちゃんと保管場所は決めておいてね。

ビジネスが始まってもいないのに、契約書の心配をするのは、少し早すぎる。
その前に、やるべきことがあります。

  • 取引の目的 (双方が幸せになるイメージを描く)

  • 相手との関係をどのようにしていきたいか (継続・発展型 or 単発型)

  • 自分がやること、やらないこと

  • 相手にやってほしいこと、やらなくていいこと

  • 取引条件 (金額、完了条件、期限、など)

など、理想の未来に向かうシナリオを描き、相手としっかりお話して、イメージを共有することが第一。そのイメージを具体的に言葉や数値にして確認するのが契約書です。

相手との良好な関係を築くには

契約書を交わす上位目的は、ビジネスを思い通りに進めること

で、あれば、契約書の前に、ビジネスの全体像を描き、相手との取引内容だけに関わらず、大きな夢を共有するくらいのお話をしたいものです。

契約範囲を超える、お互いの「夢」を共有できていれば、契約書はほぼ不要になります。


Win-Winの関係とは、お互いの「夢」を共有して、協力関係にあるということ

多少、難しい状況になっても、相手を信じ、未来を信じ、なんとかしようと協力姿勢を見せるのが、いい関係じゃないでしょうか。契約範囲に限定せず、自分にできることを考え抜き、なんとか難しい状況を切り抜ける。そういう姿勢が、理想の未来を引き寄せます。


契約書より大切なこと
考えてみませんか?



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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