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「おはよう」から始まる子育て

こんばんは。もってぃーです。
金曜日なのでテンションが上がっております。
(明日仕事の方すみません)

最近、妻の「つわり」がひどく・・・
晩御飯もあまり食べられない状況です。
昼にきちんとバランスのいい食事をしてるので
栄養は大丈夫とは思いますが、
なんせ辛い状況。
「安定期やけど、全然安定してない!」と。
土日でしっかり休みたいと思います。


さて、今回は【あいさつ習慣】の話。


小さな瞬間

みなさん、家族間であいさつしてますか?

朝、目覚めたときの「おはよう」
食卓での「いただきます」「ごちそうさま」
家を出るときの「行ってきます」
帰ってきたら「ただいま」
寝る前には「おやすみ」

これらは、日々の生活に溶け込んだシンプルな言葉。
しかし、これらの言葉には、家族をつなぎ、
子どもの心に大きな影響を与える力が
秘められていると思っています。

例えば、忙しい朝。
親がまず「おはよう」と言うと、
その日の家族のスタートに温かみを感じます。
子どもは挨拶を通じて、
新しい一日が始まったことを感じ、
家族の一員であるという安心感を得るのです。
”自覚はあまりありませんが”。(昔の僕のことです)

そして、
食卓での「いただきます」「ごちそうさま」は、
食事を通じた感謝の気持ちを表し、
共感と敬意の感覚を育みます。
これも無自覚です。(はい、もちろん僕のことです)

「行ってきます」「ただいま」は、
家族への思いやりと
日々の安全を願う心を表す挨拶。

子どもがこれらの言葉を
自然に使い始めるといいですね。
親の模倣を超えて、自らの意志で
感謝や敬意を表現するようになったのなら
最高ではないでしょうか。

このような日常の中での”小さな瞬間”が、
子どもたちの社会性や
コミュニケーション能力を育てる土壌となる
のです。

挨拶の効果

家庭内の挨拶は、
単なる日常の習慣以上の価値があると思っています。
それは、知らないうちに家族間の絆を強化し、
子どもの社会的な成長を促す重要な役割を担います。
愛情、尊重、そして安全という感情を
伝える手段でもあります。

親が子どもに対して一貫して挨拶を行うことで、
子どもは愛と尊敬の表現方法を学びます。
もちろん、「自然に」です。

これは、
子どもが他者との関係を築く際の基礎となります。
挨拶は、子どもにとって自己表現の第一歩であり、
自己肯定感の基盤を築く機会でもあります。

さらに、子どもに共感や礼儀を教え、
他者への思いやりを育てることにもつながります。

家庭での挨拶は、
ただ単に言葉を交わしているだけではなく、
もっとたくさんの成長を促しているのではないか。
そう思います。

科学的

挨拶はただの言葉以上のもの。

これは、挨拶には心理学や脳科学的な観点で見ても
多くの利点があります。
挨拶をすると私たちの脳にポジティブな影響を与え、
健康や幸福感を高める力を持っていると言われています。

研究によると、挨拶を交わすことで、
人は他者とのつながりを感じ、
社会的な支持を受けているという感覚を得ます。
なので、孤独感を減少させ、
幸福感を高めることにつながります。
また、相手に対する肯定的な感情を抱くことができ、
これがコミュニケーションの質を向上させます。

脳科学的な観点からは、挨拶をすることで、
脳の「報酬系」が活性化されることがわかっています。
これは、挨拶が単なる日常的な行為ではなく、
私たちにとって心地よい経験であることを意味します。

つまり、挨拶を交わすことで、
私たちは他者との良好な関係を築き、
社会的なつながりを感じることができる
ということ。

このように、
挨拶は私たちの脳に直接的な影響を与え、
より幸せで健康的な生活を送るための
となります。

参考【児童・生徒のあいさつ行動と地域愛着および援助行動との関連】
(東京都健康長寿医療センター研究所の社会参加と地域保健研究チーム)
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実践

じゃあどうするか。
具体例を挙げていきます。

親から始める

  • 子どもは親を見て学びます。
    親が積極的に「おはよう」「いただきます」
    「ありがとう」などの挨拶をすることで、
    子どもにも自然とその習慣が身につきます。

挨拶を楽しむ

  • 挨拶を楽しいものに変える工夫をしましょう。
    例えば、朝の挨拶にはハイタッチを加える。
    食事の挨拶には家族で一緒に声を合わせる。
    遊び心を取り入れてみるのもOK。

挨拶の重要性を話す

  • 子どもに挨拶の意味や重要性を説明しましょう。
    なぜ挨拶が大切なのかを理解することで、
    子どもはより意欲的に
    挨拶を行うようになるかもしれません。
    理由が分からないよりいいですよね。

挨拶の練習をする

  • 家庭内での様々なシチュエーションを使って、
    挨拶の練習をする。
    出発するときは「行ってきます」
    帰宅すれば「ただいま」と。
    ただ、親もしっかりとその挨拶を
    返す必要があります。
    一方通行にはならないようにしたいです。

これらの方法を取り入れることで、
家庭内での挨拶の習慣につながるかもしれません。
挨拶は小さな習慣ですが、
子どもの成長に大きな影響を与える重要な要素。
だからこそ、
楽しく、安心できる、そんな習慣にしたいですね。

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最後に

いかがでしたか?

そんなん当たり前にしてるよ!!
というご家庭や
え、全然してないわ・・・
というご家庭もあると思います。

僕は前者で育ちました。
僕にとっては、後から振り返ると、
本当に温かかったんだなと感じるし、
今でもそれを口にしないと
違和感があるくらいです。

そしてやっぱり
家族との一つの会話だなと。

学校現場でよく保護者の方に聞くのですが、
「うちの子、家では全然話しません。」
そんなご家庭もよくある話です。

それが良いか悪いかは置いておいて、
普通に寂しいですよね。
(違ったらすみません)

子供にとって親は当たり前の存在であるし、
突然いなくなるなんて考えることもない。
時には恥ずかしくて口にしなかったり、
喧嘩をして話を聞かなかったり。

いろんな感情がある中で
”挨拶ができる人”になるには
やはり習慣が必須。

それを教える、環境を作るのは
やっぱり家庭だなと思っています。
(挨拶をしない子の家庭が悪いわけではないです)

挨拶ができて悪い気がする人はいない。
僕はそう思っています。
だから挨拶の大切さを伝え続けたいし、
自分もその姿を見せ続けたい。

親がそうであったように。
何気ない習慣になるくらいに。


最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!
いつも【スキ】や【コメント】に
励まされています。
教員をしながらの毎日投稿は
なかなかハードですが、
みなさんの力もお借りしながら、
できる限り言語化を続けていきたいと思います!

それでは次回の投稿で
お会いしましょう!!

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