セブンイレブンがおでんセールを毎年９月１日にやる理由

９月１日からセブンイレブンのおでんが70円均一セールになりましたね。

もう毎年恒例ですよね。９月１日なんて、まだ暑い盛りなのに。でも今年は気温が低めなので、結構売れたかもしれませんが。でも本当は、オーナーさんや直営店長は、やめたいのです。こういうセール。

でもやらざるをえない。なぜ？なんでしょう。

それは【去年やったから】なんです。セブンイレブンでは、昨年対比、略して昨対が非常に重要です。

お店の売上が去年より伸びているかどうか？これを毎日チェックされます。特にSVさんから。ちょっとでも割ってしまうと、SVさんから電話で、「昨対割ってるぞ！」とすぐ電話がくる始末です。

（※SVさんも上司のDMさんから、「昨対割っているぞ」と言われていると思います。）

だから去年何かセールでもやろうものなら、去年の売上が上がります。その結果、去年の売上を超えるために、セールをやり続けなければならないのです。

もう中毒みたいなものかもしれません。実は他のセールも同様です。

例えば、おにぎり100円均一。最近なんて、２か月に１回ぐらいの頻度でやってますよね？過去、あんなにやってこなかったのに。

なぜ頻度が増えたのか？というと、

・一昨年、今まで開催しなかった５月におにぎり100円均一やった。
・去年、一昨年開催した５月におにぎり100円均一を再度やった。
　そして６月も過去開催しなかったけど、100円均一をやった。
・今年、５月におにぎり100円均一、６月にも１００円均一。

というように、過去のある時期におにぎり均一セールをやっていると、翌年その時期に売上が伸びているので、再度同じセールか別のセールをやらいと
昨年の同日の売上が超えられないからやらざるをえないのです。

すべては「昨対」のためなのです。

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