私風景
最近解散なされたBiSHの 「My landscape」のピアノアレンジを始めた者です。手こずってるので日記を書くことにしました。何か特定のジャンルの奏法を習ったり基礎を固めたことはなく、重力と身体の付き合いを基礎にダンス寄りの感覚で弾いている者なのですが呼吸空間での倍音分留により生まれる多くの旋律を指に任せたくて楽譜を書き始めました。もう食らうといいでもそういかない。でも全然楽譜に書ききれないしピアノだけ見ていてもゴミ演奏しかできません。おわりです。はめ外しただけでは音汚くなるだけでした。
英語「landscape」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
辞書によるとlandscape には「風景 風景画 風景画法」という意味があるらしく、このタイトルは直訳すると「私風景(しふうけい)」となる。さらにWikipediaによれば「風景」とよく似た言葉である「景観」とは異なってより私的なもので公的に保護されるようなものではないとされていた過去もあるようだ。
しかし聞く限りではそんなに風通しのよさそうなものではなく、心の海の水底で打ってもがいて沈んでゆく、そんな感じ。生みの苦しみ。大地と水のダイナミクス。他の方によるものでは「展望」を当てはめた解釈もありました。
たかが「私」ごときの風景。ほかに代弁者のいない「私」だけの風景。Mylandscapeという作品のMylandscapeは上から下まで途轍もなくて88鍵とこの体では到底足りない。もうオーディエンスの前ではしばらく控えていたダイレクトなやり方で行くしかない。