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飛び方を知らない子供達へ

「人生好きに生きればいい」
そんな言葉はふわりと浮かぶ空想のようなもので意外と多くの大人は子供を
安定した大地のレールの上で走らせたがるね

僕もそうなんだけど
人間はどうしても安定しない物を避けたがる
宙に浮いていたら落ちてしまうのでは?と
頭の中をよぎるからだ

ふわふわと危なかっしい我が子を
ヒヤヒヤしながら見てる大人は
やっぱり安全な自分の知ってる大地に
足をつけていて欲しいんだよね
それはある意味「愛」と呼べるのかもしれない

けれど飛び方を知らない子供達は
その定められた大地で行き詰まった時
どうすればいいのだろうか?
飛んでほかの大地に行けることすら知らない
その子達はどうするのだろうか?

「道」を示してくれた「親」「大人達」
いなくなってしまったら
どうやって失敗という名の脱線から立ち直るのか

僕はこれまで「夢」や「理想」の大空を
自由に飛びまわる他の「大人」を見て
「俺もああなりたかった」
「私はこうあるべきじゃない」
と空を嘆きながら翼を動かせない大人を
嫌という程見てきた

きっと飛び方を知らなかったし
教えて貰えなかったんだろうね
たとえ真っ逆さまに落ちてしまっても
落ちた先でも多様な「生き方」があることを
きっとその人は知らなかったし
その人の「親」も「大人」も
教えなかったんだろう

愛は多種多様であるからして
見間違えることがあるけれど
過度な心配から生まれる
「愛」は心を縛る「鎖」になるのだ
だからこれを読む全ての
若い力を持つ人
どこかへ飛び立とうとしても勇気が出ない人へ 贈りたい

「鎖」なんて断ち切り飛び立て
あなたが目指す「夢」の大空の中へ
そして好きなとこに降り立ち
嫌になったら次へ飛べ
大空の嵐は時に君を突き落とすけれど
落ち続けることは無いから
必ず空の下には君を受け止める
大地や海が存在するから

立てるようになるまで羽を休め
それから飛び立てばいい
大丈夫、僕はあなたの「夢」を笑わない
あなたの恐れる不安
もしかしたら起こるかもしれない「失敗」も
僕は絶対笑わない
ただ「自分」だけを「信じて」飛んでいけばいい
君の幸せの感じるままに
君は生きていけばいいんだよ
生きていっていいんだよ

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