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自然界の驚異!第2回 植物の不思議展

まちなかで活躍している植物を紹介し、それを見て「われわれもがんばっていかなあかんな」とふんどしを締めなおす企画の第2弾。

先日の植物の不思議展が好評だったので間髪入れずに第2回を開催する運びとなった。
はたして柳の下に二匹目のドジョウはいるのだろうか。
心を穏やかにしてから読み始めてほしい。

▪️イッツアスモールワールド

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ゴルフにおけるボールを入れるような穴(なんていうのか。ホールインワンとかいうからホールだろうか。でも◯番ホールとかいうし。あ、カップか…!)があったのでのぞいてみた。

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そこには生命が宿っていた。春はもうすぐそこだ!というキャプションをつけたいが、これを撮影したのは秋である。半年後に訪れて立派に成長した姿を撮影したい。

なんとなくイッツアスモールワールドという見出しをつけてしまったが、それがディズニーという認識はあるけどくわしくは知らない。なんとなくのニュアンスで言ってみただけなので間違っていても責めないでほしい。

▪️パワフル系

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あり余る生命力。根を張る力が強すぎてコンクリートでできたプランターを粉砕してしまった例だ。
北斗の拳においてケンシロウが服を破るシーンの植物版だろう。邪魔するやつは枝先ひとつでダウンである。ホァタァッ!!

▪️繁殖力が旺盛

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「うっそうと生い茂った」という表現の語源みたいな生い茂り方だ。私の身長をも超えてしまっている。

ちなみに元はこんな感じだった。

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以前住んでいた借家の庭なのだが、夏に1ヶ月ほど放置していたら先の画像になってしまった。そんなマッハででかくなる生命体ってちょっと怖くないですか。

ちなみに、おととしに草刈機が壊れて草が刈れなくなったので引っ越した。エクスカリバーを失った勇者のごとく、である。

▪️排水口からも茂りがち


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静かな夜なら さん提供

ルーフドレン(屋上などの排水口にある格子状のふた)からあふれ出る生命力。水が集まるところなので植物が繁殖しやすいのだろう。
しかしいわゆる「雑草」ではなく立派なススキが噴き出すように茂っているのが見どころである。
ひまわりの種とか置いても、案外しゃんと育ったりしそうだな。

▪️侵食する植物たち

まわりのものを飲み込んで拡大していく、侵食をテーマにした植物をいくつかチョイスした。その毒牙にかかると助かるすべはないのである。震えて眠れ!

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人間に囲われて育った植物がいま、柵をすり抜けようとしている。逃げ出すのはペットの動物だけではない。うっかりすると植物もどこかへ行ってしまうのである。

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御宅の植ちゃん逃げそうよ〜。

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こちらでは標識がつかまった。
もはやあらがう力もなく、餌食になっている。
来週あたりには標識の姿が見えなくなっているにちがいない。

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カーブミラーもこの有り様である。
侵食されているのか共存しているのか、意見が分かれるところだが、かろうじてミラー部分が出ているので共存していると思われる。寄生獣におけるシンイチとミギーみたいな関係性だろうか。

カーブミラーの「…ケテ…タスケテ…」という声が聞こえなくもない。

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左のカーブミラーがかなりヤバい状況だ。
右のヤツももはや時間の問題だろう。

ハリウッド映画なら〇〇マンみたいなヒーローが現れ、敵をやっつけて一件落着となるところだが、現実世界ではヒーローは現れない。

このあたりを担当している管理事務所のおじさんが来て、絡まったツタを取り除いてくれることに期待したい。そのおじさんこそが、おれたちのアベンジャーズだ。

▪️まとめ

今回も植物の驚異を目の当たりにし、恐れおののくことができた。
人間が植物を愛でていると同時に、植物もまた人間を愛でているのかもしれない。
もっと感謝と敬意の心を持って接していこうと思った。

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去年の夏に、ペットボトルでミニトマトが育つというキットを買ったが、半年経っても一向にトマトが実る気配がない。そうやすやすと食われてたまるか! というトマトの矜持を感じた。


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