技巧派否定は無意識に幸福を遠ざけてるかもしれない
私は若い頃、パワーコードをかき鳴らすようなパンクロックにハマり、真っ白いキャンバスに絵具をぶちまけたようなアートを好みました。
逆に、いわゆる“技巧派”とよばれる音楽やアートは、どこかしっくりこずに、自らそれらを遠ざけ、否定する傾向がありました。
それから時間は流れ、40も間近に迫った今、その価値感がひっくり返ってきた感覚が自分の中にあります。
■技巧派の否定=テクニックの無い自分を正当化
その要因のひとつに、『歳をとった』というのが考えられます。
単純ですが、これは