落ちこみやすい人は「自分のこと」を考えすぎている
先日、X(旧ツイッター)でこんな投稿を見かけました。
“落ち込みやすい人って「自分のこと」を考えてる時間が、とにかく長いらしい。”
職業柄、思考や感情についての学びをインプット(+アウトプット)することが多いのですが、
もう全ての答えがここに凝縮されているような気がして、もうこの手の勉強は終わったな、とすら思いました。
もう解決です。
落ちこみやすい人は、思考のベクトルが自分に向いている
落ちこみやすい人の特徴を改めてさらっておくと、
物事を深く考えすぎる
周りの目を気にしすぎる
他人と自分を比較しすぎる
責任感が強すぎる
感受性豊か
環境が合っていない
これらが全てはないですが、半分以上は自分自身にベクトルが向いていることがわかります。
総じて『自分のことを考えすぎている』といわれても首を縦に振らざるを得ません。
『自分』から離れる時間
ある調査では、
幸福度の高い86.5%の人は
『明確な趣味とは言えないが、日々の生活の中で楽しいと感じることや、続けている習慣がある』
と答えたという報告があります。
これは上記の内容に紐づけることができます。
夢中になる強度に違いはあれど、少なくとも自分自身のことからは離れられる時間があるということではないでしょうか。
私も絵を描いたり、楽器を弾いたり、仕事に関する調べものをしている時などは、心がざわつくことももちろんないし、全体的に見ても、何か好きなことや夢中になれるものがある人で、落ち込みが激しい人はそんなにいない気がします。
思考のベクトルを外へ向ける
よく自己啓発の類や、心がしんどい人向けの本などで
『自分の心の声に耳を傾けてみて』とか『自分の心と向き合って』とか『一度立ち止まってみて』
みたいなことが書いてあって、
個人的にはその手の謳い文句は信用ならないというか、
胡散臭いというか、
説得力ないというか、
所詮他人事で無責任というか…
まぁとにかく『何言ってんだ』的な感情があったんですよね。
しかもこの記事を書きながら改めて考えると、完全に「自分のこと」を考えまくっちゃってます。
やはりどうしても心に余裕がない状態って、自分自身と向き合ったり、立止まったりって難しいですよ。
そうなると、投稿にもあるように『大切な人のこと』や『好きなこと』を考えることは有意義な気がします。
思考のベクトルを外に向けることは、ある意味「気晴らし」や「気分転換」とも言い換えることができますが、落ち込みが少なく、ストレスと上手く付き合っている人は、それらを上手に活用しているように思います。
最後に
とはいえ、落ち込みの原因や傾向、改善策は人それぞれなので、全ての人に投稿内容が当てはまるとは思いません。
冒頭で『解決した』と極端な表現をしましたが、そう思ってしまうほど当てはまる人が多くいるような気がします。
何事にも、常に多角的な視点は必要ですが、自分にも当てはまるなと思った情報は心にとめて、日々意識することも大事かもしれません。
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