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新型コロナウイルス感染症が過ぎ去った後の飲食店の対策を考えてみる

緊急事態宣言の延長を受けて明日から再開される飲食店様も多数あり、2月や3月の売り上げに戻る日までは我慢をしなければと考えられている飲食店様も多数有ると思います。

しかし、自分自身が感じていることは、元の売り上げに戻すのは待っていても難しいと予測しております。

今回のおうち時間で過ごした経験。

おうち時間で知ってしまった楽しみ。

それらを踏まえて考えてみても、飲食店の営業方針を大きく変えなければならない気がします。

今までは、空間を提供し、料理お酒の提供で他店との差別化をする。

地域で話題の店舗にすることでその街に訪れる客数をいかに自店に引き寄せるかというのが考えるべきポイントでした。

しかしこれから考えなければならないのは、おうち時間を楽しむ人たちとの戦いです。

おうち時間を過ごす方々を店に招き入れる魅力とは。

おうち時間を過ごす人以外に来てくれる顧客にのみ注力するのか。

おうち時間以上の価値を見出すためにやらなければならないことはなんなのか。


この3点が他店との差別化につながると思います。


おうち時間を過ごしてみてメリットとなったことは、誰にも邪魔されない、自分の好きな料理自分の時間そして自分の好きな時間に寝れる。終電も気にすることなく飲める。オンライン飲み会なんてしようもんなら時間を忘れるほどに楽しい 時間になる。


それらの理由を超越するメリットそれは、料理の工夫だと思います。

家で食べることができない料理の開発。

利益率度外視のデカ盛りもいいでしょうし、利益率度外視のメニューを作ることでお店に行ってみたい。お店に行かないと味わえない体験の提供。

これからはサービスだけではなくサプライズが必要になる店舗づくりが必要だと思います。

居心地が良い空間作り、1人でも楽しめる空間を作り、例えるならば一蘭のような集中システムが居酒屋にも出てくるかもしれません。


おうち時間ではなくやっぱり居酒屋だよなという顧客への提供については、今まで通りの提供で良いのかもしれませんが、少数派になります。


五感に響く提供とは何か。


どの業界もそうですがAIの導入によってどんどん人の役割をこれからAIが搭載されたロボットが侵入してきます。

クリーンで確実なロボットではない人間らしさ。

顧客が店員に紐ずく店舗設計。

あの人がいるからあの店に行こう。

あの人のためにあの店に行こう。

店員のブランディングと店員の争奪戦がこれから起こるような気がします。


人間は考えられる動物です。

時代に寄り添い、時代に対応した飲食店作りを応援します。


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