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『野中モモの「ZINE」小さなわたしのメディアを作る』好きなもの発信の世界観

今日は、発信が楽しくなる本をご紹介します。

野中モモさんの『野中モモの「ZINE」小さなわたしのメディアを作る』です。

風景と本の立体的な美を表現している私のインスタ投稿ですが、常に「ZINE」を発刊し届けるような気持ちで発信しています。

それはこの野中モモさんの本と出会ったのがきっかけなんです。

「ZINE?」

言葉は聞き慣れなくても。
みなさんも普段の生活の中で、手に取って見たことがあるはず・・・。

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さて、「ZINE」とは何か?

本より引用しますね。

"「ZINE」は英語で、「個人または少人数の有志が非営利で発行する、出版物」のことだ。

発音はカタカナで書くと「ジン」または「ズイン」、あるいは「ジーン」が近いだろうか。ひとまずこの本では「ジン」と表記しようと思う。

近年では、ただ単純に「雑誌のようなもの」を意味する言葉として、あるいはおそらくストリートカルチャーっぽい雰囲気を取り入れようという狙いで、企業や著名人が販促物や自分らのメディアの名称に「ジン」を用いているのをちょくちょく見かける。

高名なアーティストによる限定数の高価な冊子が「ジン」として販売されているケースもある。

しかし、私がこれまで関心を寄せてきたジンは、そういうのとは違う。

大きな資本力もコネも持たない個人が、誰にも頼まれていないけれど作らずにはいられなくて作ってきた、

「小さなメディア」としてのジンだ。(pp.6ー7)"

私が親交させて頂いている方と、ちょうどよい距離感で文通しているのですが手作りの紙のZINEが送られてくると、とても嬉しいです!

今の時代、童心に還れるほど夢中になれることがあるかどうかということが、案外重要なのかもしれません。

好きの原石って、きっとそこにあるのだし。

ZINEは街角に置いてある、手書きの「〇〇新聞」みたいなフリーペーパーもそうでしょう。

自分なりに絵や文章を表現したい人が、作品を発表する場として作ってもいい。

「ZINEとはこういうもの」という型があるわけではなく、あくまでフリースタイル。

お好きなように、どうぞ。
本を読んで、私はそんな風に解釈しました。

気になる方は、実際のZINEも掲載されているので、ぜひ読んでみてくださいね。

小学生の頃に、私もマンガや新聞、雑誌を作って、友達に配っていました。

あれも、立派なZINEだったんだ!

しかし、妙齢な大人の私がいざやろうとすると、フリースタイルな表現って意外と難しい!

出来上がればムズムズと恥ずかしくて、「こんなの誰にも見せられない!」と丸めてゴミ箱行きにしたものも何度かあります。

それで、一度は紙のZINEを断念したものの。
インスタで私らしく発信させることで昇華しています。

フォロワーさんが増えたら、手書き新聞をもらってくださるという稀有な方にお渡ししても良いかなぁと思うわけです。

渡す相手がいるってだけで、幸福ですよね。
紙でZINEを作る時間は、同時に自分も癒されるだろうから。

やっぱりコロナで社会的距離をとっていても、ちゃんとその向こうの相手の顔を思い浮かべることができるということは忘れないでいたいですね。

じゃないと、コミュニケーションがだめになっちゃう。

私にとって、インスタだろうとZINEであろうと、人とのコミュニケーションは大事にしたいです。

あなたの世界観は「メディア」になる!


私のインスタとnoteを通じた、ZINEスピリットは「好き」を「メディア」にする作業です。

では「本」や「読書」を通じて何を伝えたいかというと。

誰かの孤独で弱りきった心に寄り添いたい。
ひとりじゃないよ、大丈夫だよと。

レジリエンスするために、この本を読むといいよ。
笑顔になれるためには、この本を。

頭をからっぽにして、現実世界から逃避するには、この本はどうかな?

そんな風に、ジャンルを超えて生き方を深めたり勇気づける本をご紹介していきたいと思います。

いずれ「きりん新聞」(仮)を紙ベースで作ってみたいなぁ。

あなたなりの小さな好きを発信するために、用意するものは、紙とペンさえあればいい。
自由に思いつくまま描いてみたら、Vol.1は完成!

それを誰かに手渡してみましょう。
会えないなら郵送でも。

相手を笑顔にすることができたなら、きっと、Vol.2を作りたくなっているはず。

あなたの世界観は、きっと素敵なメディアになるでしょう。

小さいからこそ、宝物みたいに大事にしたい。
そんなZINEが作れたらいいですね。^^























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