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読書記録:【生きるぼくら 原田マハ】お米を食べるすべての日本人におすすめ

もともと
いわた書店さんの
1万円選書で
去年購入した1冊。

去年読んだ時も
ボロ泣きしている。
今回はもう泣くこと
大前提で読んだ。

ちょこっと
ネタバレをするので、
未読の方はご注意を。

あらすじ(ややネタバレ)

いじめにより
ひきこもりになってしまった
主人公の「人生」。
ある日、とうとう母が
家を出ていったところから
話が始まる。

途方に暮れる「人生」。
母の残してくれた
何年もあっていない
祖母からの年賀状を見て
驚く。

祖母が余命数ヶ月だというのだ。
それに驚き、
家を出て祖母に会いにいくことを
決意する。

それから、
祖母、マーサばあちゃんに出会い
”血の繋がらない”もうひとりの孫、
つぐみとも出会う。

3人の生活が始まり、
ある日、マーサばあちゃんの話から
”自然の田んぼ”で米作りをする
決意をする。

生活するとは何か。
成長するとは何か。
生きるとは何か。

それを
一貫して読者に問い続ける
そんな1冊。

眼鏡が曇って先に進めない

3行読んでは涙を流すので、
読むのに時間がかかった。

どのシーンで泣いたとか
もはやどうでもよい。
だって、全部泣くから。
文章から醸し出される
空気感が泣かせにかかってくる。

眼鏡が曇り続けるので、
次に読むときは
コンタクトをして読もうかと
思う。

泣きつかれました。

学校で教科書として精読してほしい

人間関係に悩む学生、
ひきこもり中の人や
ひきこもり体験のある人、
その家族。

さらには、
介護をしている家族や
農業をしている人や
農業に興味のある人。

もうとにかく、
お米を食べるすべての
日本人は読めばいいと思う。

生きることの本質。
人との付き合い。
自然に生きるとはどういうことか。

もう現代日本での
悩みの解決策が凝縮されてる
のではないかと感じる。

去年の感想をコピペ

ちょうど、
去年の9月に初めて
読んでいる。
その時の感想が以下。

号泣につぐ号泣。どのシーンが泣けるとかではなく、全体の持つ雰囲気に泣かされた感じだった。リビングで読んでて失敗したなと思った。もう一回読むの時には部屋にこもって、心ゆくまで泣こう。
そして映像化されていないのが残念すぎる。映画で見たい。2時間この世界を堪能したい。連ドラでも見る。どなたかお願いします。

【いつからでも生き直せる】
人はいつからだって変われるし、成長できる。決められれば、いつからだってリスタートは切れるんだという勇気をもらえる話だった。

【自然の強さとばあちゃんの強さ】
自然の田んぼで稲作をしていく中で、自然の強さというか雄大さを感じた。こういう生活したことないから、一度経験してみたいなという気持ちと根性ないから無理だなという気持ちの葛藤が芽生える。そしてなにより素敵なのが、ばあちゃんの強さ。あまり書きすぎるとネタバレすぎるので伏せるがばあちゃん素敵すぎる。読んで!ばあちゃんに触れてくれ!こんなふうに年をとったり、こんなふうに周りに助けられる晩年でありたいなと思った。

今年の感想とだいたい一緒な件。
いい本は
繰り返しいい感動を
与えてくれるようです。

読書会やりたい!!

「生きるぼくら」で
読書会をやりたいなー。

みんながどこで感動したか、
一番泣いたのはどこか、
何に心が動いたのか、
じっくり話してみたい。

計画しようかしら…。

こちらの本、
気になった方はこちら!
ぜひ読んで~!

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