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我が子を見ていて感じた「役割」の重要性

こんばんは、森本です😗教育に関わるお仕事をしながら、2人の男の子の子育てを頑張っています。

今日は運動会の翌日で学校がお休み。天気もよく、息子は玄関の前で横になっていました。気持ちいいのだとか、、、😅

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さて、今日は子育てについてのお話です。今日、子どもたちの様子を見ていて感じたこと、そして親の役割として大事だなと感じたことを言語化してみたいと思います。

「役割」の重要性についてのお話です。

親の役割とは何だ?

もしこの問いを投げられたらどう答えるでしょうか。無数に答えはありそうです。

衣食住の環境を整え、健康に育ててあげること。

子どもの興味関心を引き出してあげること。

興味関心に応じて最適な後押し(金銭的な援助や動機づけ)をしてあげること。

、、、

まあ、他にも色々あります。

個人的には子育てにおける究極の親の役割は、親から離れて自立して生きていく力をつけてやることじゃないかなと思っています。

そのための力を家庭でどんな手段で身につけてやるか。勉強して知識や考える力をつけること、スポーツで体を鍛えることも、その手段です。

家庭内だけでは社会性を身につけることが難しいので、学校や地域コミュニティを通じて集団の中で過ごすスキルを獲得していきます。

いずれにしても、親の役割は親元から離れていく時をイメージしての関わりが大切で、その時その時でどの程度支援するかの見極めが求められているんじゃないかなぁと思っています。

頼りたくなる子ども、任せてみる親

ここまでは前置きとして、、、ここからは実際に今日我が家であったことを書いていきます。

我が家は6歳と2歳の兄弟。6歳の長男も大きくなりできることが増えてきたとはいえ、まだまだお父さん、お母さんにたくさん甘えたい年頃です。

お風呂に入るときのことです。

長男から「お父さん一緒にお風呂入ろう」と言われたのですが、「ごめん、ちょっと手が離せないから、みずきくん(弟)と2人で入って頭や体を洗ってやってー。」と頼んでみました。実際は一緒に入れないこともなかったのですが、「役割」を与えてみたわけです。

最初は「えー、、、」と渋っていましたが、2人でお風呂に入っていきます。よくよく聞こえてくる声に耳をすましてみると、どうやら自分の頭・体だけじゃなく、弟も優しく洗ってあげているようでした✨微笑ましいですね😀

お風呂から出るなり、お母さんに「僕が洗ってあげたんだよ!」と、ドヤっていました。

それだけでは終わりません。

普段は絶対しないのに、自分の分のご飯をよそって、弟と仲良く2人で晩ご飯を食べ始めているではありませんか!

ビックリ。

あらためて、、、「役割」を与える重要性を息子が教えてくれた

ここまでを整理します。

❶僕が長男に「弟と2人でお風呂に入って洗ってあげてほしい」と役割を与えた

❷長男は与えられた役割を全うできるようにやれる範囲で頑張ってみた

❸「自分だけでできた」という達成感を持つことができた

❹第三者である母親にそのことを伝えたら、頑張ったことを承認され、感謝された

他の事柄にも意欲的に取り組んでみようという意欲喚起につながった

起こったことを時系列に整理するとこんな感じでしょうか。

これをみると、すべての起点は❶です。期待も込めて、「役割」を与えてあげることです。そして、その後の息子の行動を強化したのは、❹の「承認」です。仮に息子が妻に話した時に「それくらいできて当たり前でしょ」みたいに言ってしまっていたら、❺の自発的な行動につながっていたかは怪しいです。(妻は絶対にそんな風には言いませんが)

この「役割」は、「課題」とも言い換えることができると思います。どんな「課題」を与えるか。適度に負荷がかかり、かつ、「やってみよう」と思える課題でないとうまくいきません。課題が難しすぎると、取り組み始めるハードルが高すぎるのと、やってみても「うまくできなかった」という体験が残ってしまいます。

このあたりの見極めだなぁ、、、と思いました。

うまく役割を与え、課題設定ができると、自分で取り組むことが増えると思います。

そして小さい頃からのこの経験の積み重ねが、子育ての最終ゴールである「親から離れて自立して生きていく力」につながっていくんじゃないかなという気がしましたよ。

何にせよ、まずは信じて、任せて、「役割」を与えてみること。その後の「承認」もセットです!


息子の様子を見ながら、いい勉強をさせてもらいました。これからの我が子の関わり方にあらためて活かしていきますよ!

では、また!

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