月夜にふたり、鈍行で。

文字・村田こけし、絵・金子ゆりが、 もうこのままだと、ドンドン大人になってしまいそうだ…

月夜にふたり、鈍行で。

文字・村田こけし、絵・金子ゆりが、 もうこのままだと、ドンドン大人になってしまいそうだったので、あの時の気持ちを忘れないために、と書きづづる絵とコラム。月に2回ほど更新します。 Twitter・村田こけし(@okame_kokeshi)、金子ゆり(@necoyuri)

最近の記事

そうしてまた、世界が私の元へ帰ってくる

現在、2024年、2月。 最後の更新が、2023年の4月なので、実に10ヶ月ぶりの更新です。 こんばんは。こんにちは。おはようございます。 みなさまご無沙汰しております。 元気にしてますか? 長い間更新を止めてしまって本当に申し訳ないなぁ、という気持ちをもちながら、帰ってくるべき場所が自分にあるって嬉しいことだな〜と思う。 我々は元気です。私もゆりも。とても元気にやっております。おそらくみなさんが想像するよりもはるかに元気な状態で毎日を過ごしております。 2023年。

    • 今だって今日だってたぶん明日だって、みんな変化する

      開花情報から、想定より1週間も2週間も長い間桜がチラホラと咲いている。 例年こんなに長い間咲いていたっけ…?と考えてみたけど、そういえば去年は今年よりも外に出ていなかったから、気がついていなかっただけなのかもしれない 大きな花が咲くのってめちゃくちゃ気分がいい。しかも太い木に、悠々と、小さなお花たちが集まって「はい!みなさん!宴だよ!!」と言ってくれてるみたいで なんだか嬉しい気持ちになるのです。 根本にあるパーティの気持ちがむくむくと、起き上がってくる。 一番大事なも

      • 季節の変わり目は寂しくて嬉しい

        どんどん気温があがってきた東京、とってもとっても嬉しい。 毎日大変なことがあったとて、やはり気温が上がるとテンションが上がってしまうのが我々です。 所々で外の花も色がつき始め、我らの暮らしを祝福してくれている気持ちになるなぁ。 季節の変わり目は、行ってしまう何か、とやってきてくれる何かがビシッと交差する場所なので、しっかりと迎えたいなと思う。 マスクが、もう少しで外せる機会が増えそうな2023年。いろんな状況をみつつ、という感じなんだろうけれど、やっぱりマスクはないほう

        • 夢の中でも綺麗な箱を開ける

          ここ最近は、なんだかスケジュールがゆっくりしている。 のんびりした年月を過ごせるのってなんだか久しぶりだな〜って思っていたけれど、いつだって斜めから予定は入ってきたりするので、 休める時には思う存分に休もうと決めている。今年は。 時間ができたので、ドラマなんかを見漁っている。一気見してしまう性格なので、できればドラマも完結してから観たいところ。 昔は同時進行で何本も見ると、心が持っていかれすぎて本当に無理だったんだけど、 最近では同時進行で何本も見ることができるようになっ

        そうしてまた、世界が私の元へ帰ってくる

          今までこれから、もっとこれから

          新年、ということで改めましてご挨拶のお時間です。 あけましておめでとうございます。 本年も、『月夜にふたり、鈍行で。』を、どうぞよろしくお願いいたします。 いつもいつも、新しい年になると気持ちがパァ〜っと明るくなる。小さい頃からだけれど、やはりお正月というやつは我々の(きっと絶対ゆりも)気持ちをあげてくれることのひとつ。 『前の年と変わることなんてほとんどないんだよ…』と、大人になって、お正月に向けての気持ちが薄れてる方もいらっしゃると思いますが…。やはり、私はこの期間が

          今までこれから、もっとこれから

          知らぬ人が教えてくれる生き方の自由

          恐ろしい、なにが恐ろしかというと、前回の月夜の更新、11月のはずが…? 記録的な皆既月食のはずが…?? わたしもゆりも、多忙を極め(言いたいだけ)更新を見送ってしまった、くううううう。 まぁそういうこともありますね。 でもいいのよ…書きたい時にやれたらいいね、ではじめたそれだから(言い訳ではない、ないよ…) 自分たちの負担にならないことを、ちゃんとやってはいきたい。 とはいえ、12月の満月の今夜。今夜が来る前にはちゃんと、 ひとつ、気持ちがストンとなるようなことがあった

          知らぬ人が教えてくれる生き方の自由

          いつだって自分の部屋は宝箱

          そういえば、外に買い物に行ったのはいつだったかな、と思い返してみる。 生活に必要なものはもちろん買いに行ってはいるのだけれど、自分のための欲を満たすような、所謂『ウインドウショッピング』と名のつくようなもの。最後に行ったのいつだったかな、と考えてなかなか思い出せずにいる。 いつの間にか、自分の目でちゃんと商品を見て買い物に行くこと、なくなってしまったぁ。目的のものを見つけに行くことはあっても、あてもなく、ただその場で欲しい!と思って購入する機会が減って来たのかもしれない。

          いつだって自分の部屋は宝箱

          いつだって誰かの言葉で生きている

          どこまで行っても時間が追いかけてくる。 信頼できるものは、目に見えるものが多いものかしら?と思うけれど、それだけではないはずなので、どうにかして自分を奮い立たせていきたいものだ。 最近、思い出すとそういえば、夜の空って見上げなくなってしまったな、と思ってさっき思い切って窓の外を見たら、想像以上の曇り。 真夜中に見上げる空、もっとも綺麗だな、と思っていたはずなんだけど、想像していたよりも灰色で、まぁそれはそれで。いいかなぁという感じかもしれない。 ここ最近、古くからの友人に

          いつだって誰かの言葉で生きている

          醒めない記憶を掘り返すのは自分しかできない

          7月は気怠い、なんていっていたけど、月末からここまでにかけての暑さは、誰かをぶっ倒しにきているんじゃないか、と思うほどだ。 もうなんか、この夏の人生はクーラーと共にあり、みたいな感じだし、部屋から少しでも出ると、自分じゃない自分になります、悪魔や妖怪、モンスターになります。といった具合に、自分が自分の形を保てなくなるんじゃないか、と思うほどだ。 都内35度を超え、体感温度は41度…41度…?とは? びっくりするくらい想像のつかないことしか起きないんだよね、夏はね、2022

          醒めない記憶を掘り返すのは自分しかできない

          愛を語るのはいくつになっても

          気怠い。生温い気温のまま7月に突入してしまった。 暑いのは嫌いではないのだけれど、それでもさすがに想像しているよりも暑さには勝てないので、もう少しだけ暑さには負けないように生きていけるようにしたい。 誰かを思いやることがどんなに大変なのか、考えるタイミングが多い。 自身の中で繰り返し消化してきたことも、年齢を重ねるにつれて今までと同じように、ではすまないことが多くなってきた。 昔大好きだったアーティストのCDを全て手放したことを、ついこの間思い出した。すごくすごく、本当に

          愛を語るのはいくつになっても

          四六時中考えていることをちょっと飲み込んでみる

          気温の変化も気圧の変化も著しい。 私たちの生活圏ではこんなにも、天気や気温で生活が左右されるんかい!ってなるくらいには、やられている。 そんなことを考えたりしながらも、これを書いている間はめちゃくちゃいいお天気。青空。心地よい風。なんて贅沢で幸せなひと時なんでしょうか…。 夏がもう、そこに、すぐそばに、いらっしゃる予感しかしない。 今日というこの日に記事が上がること、満月の日がまさかこの日にやってくること。そんな偶然ありますか、という日。 6月14日は、なんと驚きのゆりの

          四六時中考えていることをちょっと飲み込んでみる

          天気に左右される時

          雨が降っている。 できるだけ苦しくならない方法を永遠に探しているんだけれど、気がつくと毎日は大体お昼すぎになって、ああ、今日も私の世界の時間を半分は無駄にしてしまったかぁ、などと考えたりする。 なんと驚くかと思うんですが、「月夜にふたり、鈍行で。」なんと気がついたら9ヶ月ぶりにの投稿になるのだ。びっくり!私たちもびっくり! ちょうど去年、2021年の夏頃から、ゆりと私の生活スタイルがなん とな〜く変わって、お互いにどこかバタバタと忙しくなって(それでも全然、会ってはいた)

          天気に左右される時

          誰かになれるわけではないけどいつかの誰かを重ねたりもする

          暑いととにかく冷たいものを食べる。 冷たいもの、もしくは辛いもの。どうして暑いとこういうものを食べたくなるんだろう。調子に乗って冷たいもの、辛いものを食べてはお腹を壊す。 もう何年も生きてきて、 「夏・暑い・だから冷たいものや辛いものを食べる・お腹を壊す」 までの、このコンボをひたすら続けているはずなのに、どうしたってやめられない。 なんでなんだろう。わかってるのにやってしまう不思議というものが世の中には(自分の中にも)たくさん存在している気がする。 この前、自分が

          誰かになれるわけではないけどいつかの誰かを重ねたりもする

          いないいないいないいるいない

          自分の存在を、生きている間にどれくらい残すことができるんだろうね。 「あ、これあの人がいた証じゃん!」みたいに思ってくれる瞬間が、これからの人生でどれくらいあるんだろうね。 なんてことを思ったりもします。夏ですね。暑くなってきましたね。 自分のことを自分で決められる人はすごい。私は、自分で決めていることも多分いっぱいあるはずなんだけど、実際にはたくさんの人の手に導かれてここまでやってきたような気がする。 人と話すと「人にはそれぞれ、ちゃんと歴史があるんだな…。」と感

          いないいないいないいるいない

          できるだけ怖がらない、隙間だとしても

          それとなくスーッと6月が終わった。 考えるより動いてしまった方が早いのかもしれないね、と思っていた月日を超えて、すぐに7月。2021年の半分がもうすでに過ぎていっただなんて。 恐ろしいくらい早い。 夏は、長いなと余裕こいてるとあっという間に過ぎ去る、が例年の流れだったけれど、今年は、今年こそは冒頭から本当にあっちゅうまに終わっちゃいそう。 できるだけ楽しい夏の計画たくさん立てなきゃ。新しい水着でも買っとく? 夢を見た。それも同じような夢を2度見た。 はるか昔の記憶

          できるだけ怖がらない、隙間だとしても

          曖昧でグレーな日常を生きている

          四方八方から様々なことが降りかかり、沢山の狭めな世界に押し込められそうになるけれど、 そんな中でも自分を肯定したり、助けてくれたりする瞬間がちゃんとある。 6月のジメジメ感と、ハートのポキッと感。だいぶ天気に左右されてしまうところがあるので、なんとか晴れてる時に元気をもらいたいところである。 最近すごく好きで何度も往復しては見てるドラマがあったのだけれど、その作品の中で『好きってどんなこと?』みたいな、もう人間の永遠のテーマ、みたいなことを問うていた。 回答は『笑っ

          曖昧でグレーな日常を生きている