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醒めない記憶を掘り返すのは自分しかできない

7月は気怠い、なんていっていたけど、月末からここまでにかけての暑さは、誰かをぶっ倒しにきているんじゃないか、と思うほどだ。

もうなんか、この夏の人生はクーラーと共にあり、みたいな感じだし、部屋から少しでも出ると、自分じゃない自分になります、悪魔や妖怪、モンスターになります。といった具合に、自分が自分の形を保てなくなるんじゃないか、と思うほどだ。

都内35度を超え、体感温度は41度…41度…?とは?
びっくりするくらい想像のつかないことしか起きないんだよね、夏はね、2022年はね。ここ数年は、例年の夏を超える”夏”がしっかりそこにあるのがすごい。


今年の夏は会いたい人にたくさん会いたくて、それはもちろん仕事だけじゃなくってプライベートなどでも会いたくて。計画もしてみたりしたけど。
まぁ、そこはいつも通りとはいかず…なかなか会えず…みたいな。そんな感じで。
振り返るのには、私には時間があまりにもありすぎるんだなぁ、などと考えたりした。

他のことに思考が回らなくなるほどに、何かに追い詰められる(時間に追われたりする)こと、なくなったわけじゃないけど脳内とか、体力とか、バリバリ!お外に出て人に会って!時間内に移動して!みたいなのがこの2年で本当に無くなってしまったから、急に起こる不思議体験に自分の体がついていけなくなった気がする。いや、まぁ年齢もある。

いつまでも、若く!元気に!と心では思っているし、できたら自分はそうありたいなと思っているけど、
それでも、積み上げてきた年数と体は正直で、思ってるよりも「カラダが、ついていきません…とほほ」みたいなことに、いよいよ私も正面からぶつかる時がきてしまったような気がしている…いや、ぶつかっているのかもしれない…


年齢と共に重ねてきた友達、知り合い、に会うと、話の中で1度は必ず体の不調が出てきたりするのだ。
思っているよりもみんな不調を感じているよね、いや、わかるわかるよ。すごくわかる。健康に気を遣う日がちゃんとくるんだって、20代の頃のはちゃめちゃな性格の自分に伝えてあげたいよ。ははは


この間、ボーッと湯につかりながら、この半年自分がやってきた仕事、大きな出来事などを頭の中でなぞってみたら、結構思い出せないことばっかりだった。
え、3月〜6月にかけての記憶がまたくないんだが…みたいになって、え、私働いてないんか…?遊びにもいってないし…え、何したっけ…みたいになって。

気になってその後スケジュールを見返してみたら、結構働いていたし、思っていたより遊んでいた。
でも、思い出そうとするとなかなかすぐに全てをなぞって思い出すことが難しくなってきてるんだな、と思った。

多分、年齢もあるけど、それ以上に日々の生活を覚え続けなくていいように自動的に脳内が守ってくれているんじゃなかろうか。

すごく前向きな意味で、全てを覚えている必要はないんだよ?と言われている気がする。
同時に、自分の予定ややってきたことを記すのってものすごく大事な気がする。多分今この時期、生きてて一番大事だな、と感じている。(それくらい何にも覚えていなかった)
毎日書く日記でもはじめてみようかな、と本気で今思っている。
まぁ思っているだけで、やるかどうかはわからない。瞬間で生きていることもあるんでねぇ。


目の前にあることに変化をつけるのは怖いけど、どこかで思いっきりジャンプしなきゃいけない時が必ずある。
怖いし、やりたくないからやらなくていいことなのかもしれないけれど、でも、やらなきゃいけないんだよ、という出口のないグルグルの中にいる。
このグルグルを抜け出すには、やるしかあるまいな。そういう生き方をしてきたのだ。多分これからもそういう生き方をする。
やらないならずっとそこ。やるから、違う世界を見ることができる。


多分、生きてる間はずっとそれの繰り返しなだろうな、私の場合は。
そこに、ロマンを追い求めてるだけなんだろうな。




次回の記事は2022年9月10日(土)です。


次回は、ひさしい関係を思い出すための新たな関係、について、書こうと思います。

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