165,166,167,168日目 課のビジョン

課のビジョンは、会社のビジョン、事業部のビジョン、部のビジョンと上から落ちてきたものでなければいけません。

なぜ、会社のビジョンがあるのに、課まで落としてビジョンを作らないといけないのか?

端的に言えば、「事実実態は1つだが、その事実をどう捉えるのかは人によって違う。捉え方が違えば、行動も異なってくる。そのばらつきを極力抑えるため」です。

環境が変化しても変わることがないのが、ビジョンです。

方位磁針のようなものです。

そのため、本来は、課が存在している間は何があっても変えてはいけない、変わらないものでなければいけません。

課のビジョンがあれば、変わるものではないので、毎年見直す必要もなく、課の行動がビジョンに沿っているか?を確認するだけで良いものです。

なので、前任者がビジョンを作っていればよいのですが、それらしきものがない場合は、策定する必要があります。

また、「なぜ、その業務をする必要があるのか?」の答えになっている必要があります。

業務をやっている理由が、隣の課に頼まれたからとか、上司の指示があったからとか、毎年やっていることだからなどの答えが返ってこない場合は、会社の抽象的なビジョンを自部門のビジョンまで落としきれていない可能性があります。

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