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就活で必要なことは自己分析だけじゃなかった

大学4年生の9月、合格通知をもらったものの大学院進学はしない選択を取りました。

そうしたのにはいくつか理由があります。
・今まで向かない分野で頑張りすぎた
・辛いことをずっと頑張り続ける必要はないと知った
・ここではこれ以上人として成長できない
・もっと自由に生きてみたい
・自分の努力できる長所を、得意なものや価値あるものに活かしてみたい

抽象的にはざっとこんな感じな理由。

ここから、卒業研究が山場を迎える中、その合間を縫って自己分析を始めた。一方で、大学院に進学しないとなると、4月以降私はどうするのか考えなければならない。そのために、就活と副業・フリーランスのためのスクールを探し始めた。

さらに無い時間を絞り出して、就活エージェントやスクールの人ととにかくコンタクトを取った。9月の手帳はすでに黒い。平日の卒業研究が早くても17:00まで、バイトも週3で続けているから、本当に休む暇は無い。でも、今はエネルギー満タンで動けるから、心が動くうちに身体も動かさなきゃと、すごい勢いでたくさんの人と話している。

◇◆◇

そんな中、あるスクールの内容が知りたくて「自己理解ゼミ」の予約をし、その人と自分について話した。聞かれる内容はすでに自己分析してあるから、少々話は前後したりしながらも、それなりにしっかり話すことはできた。

そこで、私の経験を抽象的に言われた。

みずちゃんはめちゃくちゃ頑張り屋さんなんだね。
でも、それは目標が成されたら弾けちゃわない?

そうなんだ。私は燃え尽き症候群なところがある。
目標がある時、凄まじい努力をする。それは私の最大の長所であり、誇れるところだ。でも目標が達成されると、ぱっと興味が無くなったりスランプに陥ったりする。そうして違う分野の開拓をしたくなる。 (なんなら今もそうかもしれない。)

その人が言うには、2つのタイプがあるらしい。
私は「目標型」で、目標達成のために頑張るタイプ。
そしてもう1つが「目的型」で目的を持って動くから、目標型のように弾けるようなことはないと。

よく考えてみれば、私は(衝動的に)やりたいことに一直線になるタイプで、「なぜ、それをやりたいのか」「それをして自分がどうなりたいのか」なんてことは全く考えたことがなかった。完全なる「目標型」なのだ。

話の最後にこんなことを聞かれた。

どう在りたいの?どんな人になりたいの?

次のステップに進んだんだなと思った。
これが、私がこれから考えること。
自分がどう在りたいか。
在りたい姿を探すことが、これから進む道を決める上で一番大切なことだと直感した。

この答えを持って生きている人なんて、正直ほとんどいないと思う。考えなくたって、お金を稼いで、寝て食べれば生きてはいけるから。

でも、私はこれを考えたい。
考えて答えが出るなんてものでも無いことは分かっている。でも、これを探すのはきっと楽しいし、それが見つかった時、私はすごく強くなれる気がする。

自己分析は、過去から今までを遡ること。
そしてこれから私は、未来の自分の在りたい姿を探すんだ。

就活云々じゃない、将来を考えるために必要なことなんだ。

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