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金曜日の夜、いい気分なのでぶっちゃけよう
1人でいい気分になっている金曜日の夜
そう、彼くんは飲み会でいないのです。
自分のためだけにはじめてちゃんとご飯を作りました。
安かったあじはオリーブオイルとにんにくで。
なす、長芋、ズッキーニは飲みの定番
こちらもにんにくで。さいこう。
ミニトマトはモッツァレラとバジルソースでカプレーゼ
そして半額のお寿司を添えて、安かったビール片手に。
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お酒片手に本を読み、アニメを見て、
いい気分になってきたので、誰にも怒られないからとコンビニまでデザートを買ってしまいました。
女の子1人で夜は危ないからと、母も彼くんも、1人で外に出してくれないのでこんな日には出ます。
曇りでもやっとしてるけど、久しぶりに私の視界は晴れやかでした。
ほろ酔いのいい気分〜〜〜
今日、めちゃくちゃやりたかったライターのアルバイトに落ちた。
昨日突然我に返ったように「あれ私、何してたんだろう?」と焦ったようにいろんなことをはじめて、その次がこれ。仕方ないので今日は1日求人と睨めっこして、手当たりしたい応募した。2週間で辞めてるから、書類は通らない前提なので良さそうならひたすらに応募、応募、応募。
それから、自分で少しでも稼ぐ決意をしブログをまずは書こうと思う。ポートフォリオにもなるし、ブログでなにかできたらいいなって。今週末か来週から、はじめる。
今はデザインの無料講座をやってみてる。楽しそうならちょっと考える。けどまずはライターやりたい。
不採用連絡が来たのに晴れやかなのは、きっと私を取り戻したから。コンビニ行く途中のお店の求人もつかさずチェック。応募したところダメだったら繋ぎで飲食アルバイトをするつもり。経験者だし、と甘くは見ているけれどずっと求人が出てるから大丈夫でしょう。うん。
家に帰れば、塾バイトも居酒屋バイトも、きっと喜んで働かせてくれるけれど、何が何でも父に会いたくなくて家に一時帰宅する日を伺っているくらい。たから何としても6月には収入を得なければならない。もう尽きる。というか、手をつけたくないわずかな貯金も切り崩しかねない。
よし。がんばろう。
そんな最後の飲みにしたい。(と思う)
と、()をつけてしまうくらいにはまだ自信はない。
でも、自信が無いのは変わらずだけど、「なんかしなきゃ!」の焦りはでてきたし、我に返った気もするし、たぶん、めちゃくちゃ辛いのはあと少し。そしたら多少は楽になるから、頑張ろうねわたし。
彼くんに「なんで俺と付き合ってるの?」と聞かれるのは、会社の子とそんな話をしているんだろうと察しがつく。先日の新卒の飲み会で話したっぽいな。
「なんでそんな子と付き合ってるの?」と私を上げられて(彼を下げて?)聞かれたみたい。こんな5歳児で自由人でたばことかいろいろやってる人に、なんて彼女いるの?という意味らしい。
いつになっても私はその答えをうやむやにしてしまう。でも私の中では確固たる答えは実はある。
あとからの理由付けは簡単だし(本心ではある)、そもそも好きに理由なんて無い。好きは感覚的なものだと思っている。でも付き合う理由はある。少なくとも私にはちゃんとある。
それは彼のことを、人生ではじめて信じられる人だと思ったから。
正直、元彼たちは「いつか別れるんだろうな〜」と思いながら付き合ってた。彼らが好きなのは私じゃなくなっていった。彼女という癒しの存在が欲しいだけで。なんなら性処理みたいに感じる時もあった。私じゃなくてもいいじゃんって感じる場面が多かった。私は透明だった。そう感じたのは早かったし、私も彼らを信頼できるほど好きじゃないし、気にしてなかった。だから彼氏なんていらないって言えるんだと思う。
そもそも彼氏とかに関わらず、信頼できる人はほぼいない。裏切られる前提で、他人になんにも期待せずいる。それが私のスタンツだ。人の心は変わりやすいから、いつか裏切られのが当たり前で、自分しか信じられないと思っている。今もそう。
そうやって嘘でかためた私をすぐに見抜いた彼。
そして、とある電話で彼は私にこう言った。
強がらなくていいんだよ
単語でもいいから言葉にして
夢も偽ってない?
本当にやりたいことはなに?
こう言ってくれた彼を信じたいと思った。
ずっと嘘で固めた自分が嫌いだった。いやだった。
辞めたかった。辛かった。
でも、これが当たり前すぎて辞められなくて、ずっとずっと「誰か助けて」って思ってた。そう思って泣く夜が何度あったか分からない。
だからこう言ってくれたとき、まるで王子様が現れたような気がした。
彼のことも私は心のどこかで「いつか裏切られるかもしれない」とか思っているよ。奥底でね。でも、こんなことを誰かにでも言う人はほとんどいないと思う。私は誰にも「どんなあなたでもいいよ」なんて言える気がしない。
だから、こう言ってくれた人を信じてみたいと思った。すごく期待してる。 と思う。
その前に、断り続けてきた手を繋いだ時の高揚感を生まれて初めて感じた。手を繋いでこんなにどきどきしたこと無くて、元たちには本当に悪いけど「あ、好きってこんなにどきどきするんだ」ってまさに世界に色が付いた瞬間だったように思う。そうやって好きって気持ちをちゃんと実感していた。
これに続けてあった一本の電話。
これがあって、私は彼と付き合っている。
誰でも良くないの。
あんなことが言えてしまう彼だから、
その彼の人格もそうだし、
そんな彼だから私は信じられるし弱さを晒してもいいんだと思った。まだまだ抱えがちだけど、なにかあっても彼なら聞いてくれるという安心感が私を支えてくれている。
でも、本当に王子様だなんて思ってないよ。
誰かに頼るほど私は弱くいたくないし、それ以上に頑固で自立したいって意思がめちゃくちゃに強いの。だからちゃんと自分1人で立てるようになるの。
あーあ、早く帰ってこないかな。
今日はたぶん、終電なんだよね。
怒られるかもしれないけれど駅まで迎えに行ってしまおうかな。
うーん、はやく会いたいな。大好きです。
さあ、もう一本チューハイを開けよう。
今日だけ、今日まで。許してよ
2週間まえの金曜日の心情でした。
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