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世間の"物語"からの脱却

コロナ以前も今も胸が苦しくなるような生き辛いと感じることがある。

多くの場合、自分の人生が自分ではどうしようもない状況に置かれたときに、そんな生き辛さを感じる。

逆に、生きやすい!と感じるのは、自分で自分の人生をコントロールしていると感じることが出来るときである。

それでも、コロナや地震の様な天災に見舞われたときは仕方が無いと割り切れることもあるが、自分が人生に迷っているのか、わからず只々漠然と生き辛いと感じる。

その原因は他人の物語を生きてるからではないかと、全世界1200万部を越えるサピエンス全史から考えてみた。

1.世間の物語と自分の物語

サピエンス全史にによると、我々ホモ・サピエンスがネアンデルタール人に勝つことが出来たのはフィクションを生み出し、それを共有し力を合わせる能力を獲得したことで、思想を共有し、個がバラバラにならずにネアンデルタール人より大きな集団で活動できるようになり、集団の力で生き抜いてきた。

つまり、我々は数万年からフィクションを信じる能力に特化した生き物なのである。

だから、我々は簡単に物語作り、物語を信じることが出来る。ニュースや噂話の情報を集めて、物語を作るが、多くの人は自分で物語を作るのが不得手のであるため、人生を左右するような大きな決断をする場合には多くの人が語る物語を頼る方が、間違いが無いと考え、世間の物語を信じる。

高度経済成長期はそれでよかった。世間が一丸となって、総力戦で同じ目標に向かい世界に向けて高品質、低価格な日本製品を輸出して、お金を稼ぎ豊かな生活を手に入れた。

しかし、現代はこのような数字の拡大こそ豊かな人生である。という世間の物語を信じるには、あまりに物質的な満足は飽和しており、また、世間の情勢のスピード変化が早すぎる。

つまり、今まで通用していた数字が主体の世間の物語で生きるていると、その空虚で自己を見失ってしまう。この空虚さが生き辛さの正体だ。

だから、我々は自分の人生を取り戻すために、もう一度自分の物語を構築しなければいけない。その物語は大きくなくていい。自分自身が本当に幸福だと思う物語を作ればいい。

簡単に自分の物語を作る一つのテンプレートがある。もしよければ、参考にしてほしい。

2.夢の共有

恐らく自分の言葉で語る物語には誰か自分の周りの人の幸福を願う言葉が含まれる人が多いのではないかと思う。

SHOWROOM株式会社 前田裕二氏曰く、

"夢中というのは夢の中に入ること"であり、

自分の夢でも他人の夢でも夢中になることが出来る。

もし、自分の物語を書いたときに、誰かの幸福を願うなら、誰かの夢に夢中になってみてはどうだろうか?

飲食店を経営したいと思っている学生、世界を旅したいという若者、自分のアイディアを形にしたい主婦、貧困を無くしたいと願う活動家。誰でも良い。その夢が形になったときに幸せになるのは、夢を叶えた本人だけではないはずである。

我々がスポーツの応援をなぜあんなに夢中になるのか。それは選手と一体化して自分事にすることで、感動を共有できるからである。

もし、選手の生活、成長、人生と直接関われるとしたらどうだろう。生半可なアドバスはできない、自分も技術磨き、夢を応援する仲間と共に夢の達成を目指し、その夢が叶ったときには感動は更に増すに違いない。

そこに大きな世間が語る物語は無い、自分で選んだ自分の物語がしっかりと根付いてる。

誰かの夢を応援することで、自分が成長し、共に応援する仲間と夢を共有し、その誰かの夢が自分の夢になる。良い意味での公私混同である。

世間の物語であった仕事とは元来、誰かのために活動することであった。豊かさとは誰かの幸せであったはずなのに、いつの間にか空虚な数字になってしまった。

もう一度、自分の物語を語るときが来たのかもしれない。


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