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ドラえもんがらみ

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ドラえもん関連のお話
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2023年5月の記事一覧

問題作?「ボールに乗って」

 オタクによくあるのが、「雑談をすればいいのにクイズ大会を始める」という話を聞いて笑ってしまう。

 この、クイズ大会を始めるやつというのは本当によくいる。

 私が若い頃、友人2人がそれぞれ好きなアニメのセリフを覚えているとかで、言い合っていた。大人げない。ただ、ここは絡んだ方が面白いと私は判断した。

「俺も『ドラえもん』のマンガで登場人物のセリフを全部覚えている作品あるよ」

 すごい、大し

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謎の類人猿「ヤマゴン」は実在した?

「ドラえもん」の、てんとう虫コミックス未収録作品に「雪男のアルバイト」がある(「ドラえもんプラス」4巻に掲載)。

 タイトルからしてUMA(未確認生物の意味の和製英語だが、一部の海外の不思議な物好きには「ジャパンではそう言うんだろ」という感じで通じる)がらみだと分かる。

 時代背景を説明する必要があるかもしれない。1973年、日本テレビの木曜スペシャル枠で「現代の怪奇」というシリーズが始まる(

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生活に欠かせないドラえもん

 自分にとって、歳をとるにつれ、ドラえもんへの依存度が高まっている気がする。もう、本当に何度ドラえもんに助けてもらった事か分からない。ドラえもんのいない世の中など、全く考えられないものだ。

 まず、ドラえもんの、いや、ドラえもんの道具のおかげで、時を越える事ができる。もちろん、私自身はタイムマシンやタイムふろしき、タイムベルトは使えない。

 しかし、若い人との会話に困った時に、私はドラえもんに

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ドラえもん「超リアル・ジオラマ作戦」から考える

ドラえもん「超リアル・ジオラマ作戦」から考える

 スネ吉兄さん(スネ夫の従兄)にF先生が乗り移ったかのように暴走する回の1つ、「ドラえもん」の「超リアル・ジオラマ作戦」だが、他の人の指摘している部分以外にもすごい部分があるんじゃないかと思うのだ。そこで、スネ吉暴走以外の点で、この作品のすごさを挙げていきたい。

1.のび太もすごい

 スネ吉兄さんの講義をドラえもんの道具で見て、のび太は「質感」が大事であると知る。
 巨大ロボットの場合、土埃で

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スネ夫にみる程よいうらやましさ

 スネ夫と言えば「ドラえもん」の登場人物だが、「マンガに登場する金持ち」としてあまり「やり過ぎ」な感じはしない。
 着ている服からしてキザ夫みたいな普段からよそ行きではない。

 スネ夫ママも健康の為にジョギングしている位で、セカンドカーを所持しているような描写すらない。

 なんとなくうらやましく感じるスネ夫であるが、個々のうらやましさを考えてみると、

・番組に映るかどうかの特撮のエキストラ

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