久能山東照宮
力士の手形ではない。徳川家康の手、である。
久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)」は、いちごの名産地、久能山(静岡市駿河区)にある神社で、家康を祭神として祀っている。創建は家康が亡くなった元和2年(1616年)。家康は晩年、駿府で過ごし、遺言によりここに埋葬されたと伝えられている。
久能山東照宮のアクセスは2ルート。日本平からロープウェイに乗るか、それとも・・・
久能山の下から1,159段の石段を登るかのどちらかだ。
当然、ロープウェイを選ぶ(笑)。昨年12月26日にデビューしたばかりの新ゴンドラ(青・赤)には葵の紋が付いている。
それにしてもこの混雑振り。これで平日の風景なのだから、GWや夏休みは3時間待ちと言うのも頷ける。定員47名。10分に1本運行(2019年12月現在)。所要時間 約5分。
久能山駅。
眼下の海沿いに、いちご畑のビニールハウスが見える。
楼門(重要文化財)。
楼門を潜って直ぐ左に家康の手形がある。身長155cm、体重60kg。私の身長が163cmなので・・・低っ!しかも重っ!(^_^;)
あ!右に神社発見!赤い鳥居をくぐると・・・
2つの神社が並んでいる。が、人々は素通り。よく見ると…
芸能の神様ではありませんか!厳島神社に手を合わそう♪どうか仕事のご縁がありますように・・・!
こちらは日枝神社(重要文化財)。「ひえだ」と書いて「ひえ」と読む。
唐門(重要文化財)。拝殿正面にある門。
拝殿(国宝)。彫刻も美しい。
2010年、国宝に指定された「御社殿」。本殿と拝殿を「石の間」で繋いだ権現造(ごんげんづくり)は全国の東照宮の原型となった。
葵の紋がいっぱい!
社殿を囲む玉垣(重要文化財)の上にも!
本殿(国宝)。目を奪われるほど美しい。
「廟門」と「廟所参道」も重要文化財。
この参道を抜けると家康に逢える・・・
神廟(しんびょう)。
家康が眠っているとされるお墓。遺言により西向きに建てられている。西には家康誕生の地・岡崎城があり、その延長線上に京(都)があると言う・・・。
敷地内にある「久能山東照宮博物館」。家康の日常品の他、国宝の太刀(特別展示のみ)などを公開。ぜひ特別展示期間を狙いたい。東照宮と言えば日光が有名だが、久能山も素晴らしい。ぜひ一度訪れてみて。
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