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柿田川公園(静岡県・清水町)

2022年12月29日(木)

湯河原を出発。熱海から新幹線に乗り静岡方面へ。三島〜新富士駅間の富士山が絶景!車内の撮影ポイントは一瞬で通り過ぎるから構えて。

新幹線の車窓より

夕刻。

静岡県内で墓参りを済ませ、三島へ戻る。新幹線車内で「大変珍しいピンク色に染まる富士山をぜひご覧下さい!冬のこの時間しかご覧頂けません!」とアナウンスが。何度も新幹線に乗っているが「富士山を見て」と全力で言われたのは初!(笑)

ほぼ同ポイントで撮影
夕日に染まる富士山

この日は、三島市のビジネスホテルに宿泊。夕食は付いていない。行きたかった店は定休日だったり予約がいっぱいだったり。仕方なくホテル隣の居酒屋へ。刺身の盛り合わせを頼んだら、何と桜えびと生しらすが!

解凍だった(苦笑)


翌朝。
タクシーで「柿田川公園」へ。

1986年(昭和61年)町民の憩いの場として開園。

芝生広場

園内を流れる柿田川は、全長約1.2km。日本で最も短い1級河川。狩野川と合流し、駿河湾に注ぐ。富士山の水が湧き出る柿田川は、1985年(昭和60年)日本名水百選に、2011年(平成23年)国の天然記念物に指定された。

柿田川
ほぼ無菌の湧水!?

富士山周辺の雪や雨が地下水となり、三島溶岩の間を流れ、柿田川に「湧水」として吹き出ている。国の調査によると、吹き出すまでに26年〜28年もかかるとか。

第1展望台から見られる湧水。

透明過ぎて、水がないみたい(笑)

ちょっと遠いけど、ズームすると・・・

ぼこぼこ輪を描いて湧き出している


第2展望台。
パワースポット「柿田川ブルーホール

旧紡績工場の井戸

直径4.5m × 深さ3.5m以上らしい。ブルーに見える底で湧水が吹き出している。写真では解りにくいので、珍しく動画撮影を敢行。自分のYouTubeチャンネルで限定公開中。URLをご存知の方のみご覧頂ける。

水底で黒砂が動いている・・・解るかしら?湧水の証。スマホ撮影なのでズームIN・OUTがカクカクして不自然ね(苦笑)面倒なので未編集のままでごめんなさい。ラジオを引退したらビデオカメラを買って映像に挑戦したい!(いつ?笑)


他にも「舟付場」と言われるスポットや京都・貴船神社の分社もある。

舟付場:アユが遡上するって本当!?
水と縁結びの神様が鎮座
遊歩道

おや?

柿田川の水源地には「泉頭城(いずみがしらじょう)」があったようだ。

泉頭城の歴史

戦国時代、小田原後北条氏の持城で、武田軍の侵攻に備えたものの、1590年(天正18年)豊臣秀吉の小田原征伐により後北条氏みずから城を爆破。

1615年(元和元年)徳川家康が泉頭城跡を大変気に入り、老後を過ごす隠居所として家臣に造営を命じた。が、翌年、計画は急遽中止に。駿府(静岡市)へ変更された・・・

とあるが、某局の特集番組では「清らかな柿田川。目の前には富士山。家康は、この自然豊かな泉頭城址で老後を過ごしたかったが亡くなってしまい、ついに駿府城からの移住は叶わなかった」とナレーションされていた。

健康オタクの家康。ひょっとして自分の命の期限を知って中止に?果たして・・・

家康の「幻の隠居所」


柿田川公園。泉頭城趾。きっと今年の大河ドラマに登場するに違いない。家康に想いを馳せながら富士山の名水で作られた「とうふアイスクリーム」を舐める。。。

豆乳味が濃い♪
とうふアイスは名物
湯豆腐も美味しそう
湧水仕込みの豆腐と湯葉が絶品


園内には多数の蛇口があり、無料で富士山の湧水を持ち帰る事が出来る。マイカーで駆けつけ、大きなタンクに水を汲む町民の姿も。旅行者には、空のペットボトルも販売している。


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