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もう一度現行オフィシャルボトルと向き合う #006スプリングバンク10年編

未熟な筆者の個人的な感覚によるテイスティングノートです。共感できない箇所もあるでしょう。しかしお酒とは生き物だと考えています。まるで人間関係と似ていて相性や好み、先入観など沢山のものが入り交じります。
現行のオフィシャルボトル……それはバーテンダーの私にとっては家族や友達、同僚といった身近な存在です。そんな彼らともう一度向き合うノートなのです。なるべく教科書(専門書等…)にはないような表現を心がけております。長年の愛好者、これからウイスキーにチャレンジされる方にも楽しんで頂けると嬉しいです。

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SPRINGBANK 10yo編

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ストレート

香り
あんず、レモンピール、白い花、クリームチーズ、時間が経つにつれてクリームが強くなる、微かにヨード


ドライアプリコットのような甘み、干し柿、余韻は長く鼻に抜ける香りはピーティへ

加水

香り
ピーナッツチョコ、オーク感ピーティ感が前面に出てくる


煮詰めたりんごジャム系の甘みが強くなる、カリカリ梅、スモークチーズ

ミニ氷

香り
花の香りが強くなる


甘みがよく伸びるが、複雑味がやや欠けてしまう

まとめ

花、フルーツ、ナッツ、苦味、スモーキー、ピーティと、あらゆる味の輪郭を持っている。スタンダードの10年熟成であり度数も46%に設定しているが丸みを帯びた香りと甘み。個人的に大好きな蒸留所で、以前に飲んできた数十種類のボトルでまずハズレがなかった。
擬人化するとしたら、端正な顔立ちとは言えないが豊満な肉体でセクシーな女性。

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