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行動分析学memo③

テレワークが続いております。
会社のコンテンツでの学習と同時並行で自学しております。

行動随伴性によって人の行動は、繰り返されるということを前回学んだ。
改めて例を提示しておくと
①直前:左手が温かくない

②行動:左手をこたつに入れる

③直後:左手が温かい
となります。①の状態が③の状態に状況が変化する。行動の直後の状況によって行動の回数が増えることを専門用語で「強化」と呼ぶ。
繰り返しになるが人間の行動は、行動の直後に出現の変化が起こると強化され、このとき出現したものを「好子(こうし)」と呼ぶ。人間の行動の法則の1番目で「好子出現の強化」という。
※「好子」という言葉自体は、著者の造語である。「好子」自体には、個人の好悪は、関係なく行われることがある。
別の例をもう1つ挙げておきたい。お手洗いに行ったときのシーンで
①直前:暗くて見えない

②行動:電気のスイッチをONにする

③直後:明るくて見える
とした行動も行動が強化されている。しかし、電気を消す方は、
①直前:明るくて見える

②行動:電気のスイッチをOFFにする

③直後:暗くて見えない
となり、好子出現の強化随伴性は存在しない。電気をつけたのに何故消さないのかという指摘を受けたことのある人は、多くいると思うが、上記のように比較すると消さない理由が行動分析学上では見て取れる。

まとめながら読むことで少しずつインプットしています。あまり長くなってしまうと読まれる方も疲れてしまうので今日は、ここまで。
※という言い訳ですね。笑

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