【モンゴルが僕を離してくれない】2022年振り返り
これを書いているのは、2022年12月31日。1年がそろそろ終わるので、Twitterでの投稿をもとに、ざっくりと月ごとに振り返ります。
ちなみに昨年の記事はこちら。
1月
もっと発信しよう
今後活動を続けていく上で、発信力は特に重要だろうと思い、SNSを強化する1年にしようと決意。
インスタライブ企画開始
そして、海外に羽ばたく方々の背中を押そうという目的で、イタリアでトレーナー活動されている中谷さんとライブ企画をスタート。最初は自分たちでインタビューをし合い、後にゲストをお招きしていくようになりました。
意外と見てくれる方がいるし、僕自身も様々な国で活動されているトレーナーのお話を聞けるのはとても興味深かったです。
2月
Podcast企画開始
ありがたいことに、SPORTS GROBALさんのPodcastにゲストスピーカーとして呼んでいただき、半年にわたって全部で6回の出演をさせていただきました。
もしご興味がある方は、チェックしてみてください。それぞれのタイトルをクリック(タップ)すれば、リンクに飛びます。
第1回:「やり抜く力」
第2回:「コミュニケーション」
第3回:「考える力」
第4回:「プロアクティブ」
第5回:「日本人の強み・弱み」
第6回:「最終回-まとめ&振り返り」
Youtubeにも
昨年、一時帰国した際にSpolinkJAPANというコミュニティでお世話になっていた方に取材していただき、それがついに公開されました。
日本の小学生に特別授業
とある小学校の先生から講演の依頼をいただきました。なんでも、国語の授業でスーホの白い馬を取り扱い、授業のまとめとして実際にモンゴルに暮らしているお話をしてほしいとのこと。本当ありがたく、積極的に話を聞いてくれる子供たちの相手をするのは、こちらも楽しかったです。
3月
オフラインの活動もちゃんとやっています
4月に大きな国際大会を控えていた劇団のサポート活動が始まりました。
モンゴルのラジオ出演
知人の紹介で、ラジオ番組に取り上げていただきました。
モンゴル語で何を言っているかさっぱりだと思いますが、一応リンクを貼っておきますね。錦戸が話しているのは10分50秒~19分30秒あたりです。
かつての日常に戻るモンゴル
今でも日本では厳しい感染対策が行われていますが、モンゴルではほとんど気にする人はいなくなりました。様々な感染対策は全て撤廃されましたが、今現在まで何も問題は起きていません。思うことは多々ありますが、心に留めておきます。
大自然の中で車内サウナ
めちゃくちゃ良かった。おすすめです。
柔道で臨床実習
柔道アカデミーというクラブチームにて、学生たちの臨床実習が始まりました。このクラブの責任者はモンゴルの柔道整復普及プロジェクトの初期に携わっていた方。そのため、僕や学科のことをよく理解してくれています。
母校のオンライン授業に登壇
他の卒業生のお話も聞けて、面白かったです。
4月
バスケ大会サポート
例のごとく、どこかで活動をする際は卒業生が在校生を必ず連れていくようにしています。やっぱり教科書を読んだり、話を聞くだけよりも、実際に現場を見ることが大事になりますね。
モンゴル6年目にして、初めてのデール
モンゴルの伝統衣装であるデール。なかなか良いお値段がするし、着る機会があまりないから買っていませんでした。ありがたい。
5月
ご縁に感謝
モンゴルから離れることを決意
昨年の東京オリンピックを最後に柔道チームに足を運ばなくなりました。それでも、新たなビジネスや人材育成のためにモンゴルに残ったものの、難しさを感じていました。特にお金。自分を必要としてくれているのは十分伝わるのですが、綺麗事やお人好しだけでは活動を継続することができません。さらには公にはできない問題がいくつもあり、自身のビザが切れる6月いっぱいで、モンゴルから離れることを決意しました。
帰国のチケットを取り、冬服を捨て、荷物の整理を開始。とはいえ、完全にモンゴルを見捨てるわけではなく、数年後や短期とかで来ようとは考えていたので、全ては捨てずにある程度は残していました。
6月
オンラインサロンのセミナー
おそらく柔道整復師としては一番フォロワー数の多い吉澤先生が運営されているサロンにて、モンゴルでの活動の実際をお話しさせていただきました。
高級ホテル
せっかくモンゴルにいる間に、贅沢な経験をしてみようと、あえてホテルに宿泊してみました。良いお値段でしたが、それ以上の良い経験が得られました。
グランドスラムウランバートル
国際柔道連盟が主催する主要大会の一つ、グランドスラムが今年からモンゴルでも開催されることになりました。せっかくの機会なので約1年ぶりに柔道チームのサポート。
ビッグボスからのスペシャルオファー
少し遡って6月中旬。モンゴルを去る準備が着々と整っていた最中、柔道モンゴル代表チームのコーチから「まだモンゴルにいるなら、ちょっと会って話がしたい」と連絡をいただきました。
実際に会いに行って話を聞いたところ【2024年パリオリンピックまで、もう一度我々に協力して欲しい】とのこと。こちらの希望する条件を全て受け入れてくれ、元大統領の柔道協会会長からも直々にお話をいただきました。口だけではなく、本当に必要としてくれていることを行動で示していただき、その思いがひしひしと伝わりました。嬉しかったですね。そして、再び柔道チームと契約を交わして、グランドスラム大会に帯同した流れです。
この件に関しては、また別で記事にすることを検討中。
7月
帰国
結局モンゴルに残ることは決まったものの、いずれにせよビザが切れるため日本に帰国しました。
憧れていた筋トレ村
Youtubeで海外旅行や古民家生活を発信されているパクチー大原さんに会ってみたく、筋トレ村にお邪魔しました。とても貴重な経験をさせていただきました。
↓よければ見てみてください。
モンゴルサッカー熱狂少年
以前よりSNSで関わりのあった高校生に会って、色々とお話をしました。とてもしっかりしていて、彼の今後を楽しみにしております。
動画のお礼
2月のところで紹介した取材動画を作ってくださった方に心ばかりのお礼を渡しに行ったら、お寿司をご馳走していただきました。美味しゅうございました。
柔道日本代表トレーナー
あらゆるところで、ご縁に感謝です。
満を持してモンゴルへ
6月のあの出来事が起こるまでは、本気の本気でモンゴルを去る気満々だったのに…人生何があるかわからないですね。
8月
アジア選手権@カザフスタン
1年以上振りの海外遠征。とても刺激的で、やっぱり楽しい。これが好きなんだと改めて実感しました。
Japan Festival
某感染症で去年までは大きなイベントが行われていませんでしたが、以前の姿に戻りましたね。
地獄の合宿の幕開け
10月に開催される世界選手権に向けて、地方合宿がスタート。
9月
草原マラソン
合宿が半分くらい終えたところで、諸用のため僕はウランバートルに戻ってきました。その用事の合間にマラソンに参加。
合宿長い…
一番辛いのはもちろん選手ですが、僕も心身ともにやられていきます…
10月
世界選手権@ウズベキスタン
長く厳しい合宿を経て、いざ世界選手権へ。選手たちが休んでいる隙にブラリ。これ大事。
メダルを期待されていた一部の選手は残念でしたが、モンゴル勢は見事3つのメダルを獲得。ツェンドオチル・ツォグトバータルの優勝は特に嬉しく、選手の活躍は今までの疲れを吹き飛ばしてくれます。
モンゴルのテレビデビュー
もしかしたら、テレビ放送ではなくFacebookだけかも。拙いモンゴル語ですが、ツイートのリンクから覗いてみてください。
朝青龍さんとプライベートサウナ
彼が所有している宿泊施設に呼んでいただき、一人バスで向かいました。とてつもない経験をいつもさせていただき、本当にありがたい。言うまでもなく最高なひとときでした。
誕生日
モンゴルで7回目の誕生日を迎えました。早いなぁ。気分はまだ23歳です。
11月
青少年海外協力隊の募集開始
かねてより思い描いていたことがついに実現。モンゴルでの活動に興味はあっても、お金や生活環境を理由に断念する人が非常に多かったです。青少年海外協力隊の案件に採用していただいたことで、挑戦しやすくなりました。はたして応募者はいたのでしょうか…来春が楽しみです。
同年代の在モンゴル邦人との交流
モンゴル生活4年目くらいまでは尖っていて、在留邦人と関わるのを避けていました。最近は特に積極的に交流したいと思っています。
類似業種との交流
今まで一人で活動してきて、特にこの2年は某感染症の影響で、相談できる医療関係者はいませんでした。色々と見学させていただき、勉強になりました。
料理にハマる
心・時間・金銭に少し余裕が出てきて、超絶質素だった食生活も変化してきました。これからも色々作っていきます。
日本のテレビ取材
詳しいことはまだ公にしちゃいけないと言われているので、伏せておきます。とても良い経験になりました。情報解禁になったら、各SNSで宣伝いたします。
12月
デモ勃発
年に何度かスフバートル広場でデモが起こります。今回のはいつもより話題になっていましたね。
最優秀選手
今年は彼しかいないでしょうという感じでした。
帰国
柔道のコーチに「日本帰ったら?ゆっくり休んできなよ」と言われ、じゃお言葉に甘えてと帰国。両親や祖父母と年末年始を過ごさせていただきます。
最後に
この一年もかなりドタバタでした。再三になりますが、今回こそは本気でモンゴルから去ると決め込んでいたにも関わらず、結局モンゴル続投することになりました。しかも、あと2年も。
でも、そのおかげで生活に余裕が生まれ、8月以降はより充実した毎日を送っております。さらには世界選手権優勝や朝青龍さんとのサウナ、テレビ取材など、モンゴルに残ったことで発生したイベントが多々あります。
あのとき再契約する決断をして、良かったと心より思えています。
きっと来年もどん底に落ちる出来事があるかもしれません。しかし、長いスパンで見れば右肩上がりになるし、その経験も成長や話題の糧となることでしょう。
最後の最後に。
今年最初に立てたSNS強化方針は手応えを感じており、来年も引き続き行います。ぜひTwitterやnoteのフォローおよびイイネ・拡散・コメントしていただけると大変励みになります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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