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ワクチン接種のための禁酒日記

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ワクチンの有効性を高めるために期間限定禁酒することにしました。
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#ワクチン接種

四日目 ワクチン接種当日

四日目 ワクチン接種当日

 いよいよこの日が来た。

 一回目のワクチン接種だ。

 昨日も無事禁酒をクリアした。さらに、いつもより少し早く就寝し、体調保全に務めた。自己管理できるなんて、私も随分成長したものである。

 目覚めたのは六時過ぎだった。いつもより少し多く寝た感じだろうか。

 起きてすぐに検温する。ここ二年、ほぼ毎日欠かさずやっている。よって、平熱は完全に把握しているわけだが、今日はなんと35.7度という数字

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五日目 ワクチン接種翌日

五日目 ワクチン接種翌日

 不吉なことが起きた。

 玄関に飾っていたアマビエの像が、知らぬ間に落下し、壊れていたのである。

 アマビエに関しては今更説明の必要もなかろう。もうすっかり疫病除けの妖怪として世間に認知されている。

 とはいえ、うちのアマビエ像はコロナ禍が起こる前に購入したものだ。流行に乗ったのではない。いやしくも妖怪図鑑の執筆経験がある者として、そこだけは明記しておきたい。まあ、流行してから買ったアマビエ

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六日目 ワクチン接種二日目

六日目 ワクチン接種二日目

 一回目接種での副反応の思しき変調は、注射した側の腕の軽い違和感(動きによっては軽い痛み)と注射痕を中心にした半径二センチ程度の範囲の熱っぽさだけで終わりそうである。

 今朝は違和感もほとんど失くなり、朝のストレッチにも差し障りなかった。患部を少し強めに圧したりすると痛覚がごく薄く刺激されるが、痛みとまではいえない。

 どうやら御多分に漏れず、一回目の副反応はあっさりしたもので終わるようだ。よ

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七日目

七日目

 そもそもなんでワクチン打つのに禁酒? と訝しむ向きもあろうかと思うので、今日はそのご説明をば。

 きっかけはこの記事である。

2021/06/03配信 マイナビニュース

「飲酒の頻度が高い人は新型コロナワクチンの効果が出にくい  - 千葉大病院が確認」

「特に毎日お酒を飲む人とそうでない人で比べた場合、中和抗体の量としては十分ではあるものの、その総量としては約20%の差が生じたとしている

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九日目

九日目

 思うに、「常習してきたことを止める」のは案外得意なのかもしれない。

 酒が好きで晩酌を欠かさない生活をしていた私が、完全に酒断ちするのはさぞ辛かろうと想像していた。

 ところが、現時点でほとんど苦労していない。時折「今ビール飲んだらおいしいだろうな~」とか「今日の夕飯、ワインに合うよな~」なんて思いがチラつくが、それが頭から離れない、というほどではない。「ま、いっか」で終わってしまうのだ。

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三十三日目(二回目ワクチン接種翌日)

三十三日目(二回目ワクチン接種翌日)

 斜め上、というのはまさにこういうことを言うのかもしれない。

 副反応、出るには出ている。

 ワクチンを打った、左半身だけに。

 左は軽度の発熱と鈍痛。右は平熱無痛。

 なんなの、これ。

副反応が軽いよう祈念してくださる方は💛をポチっとお願いします。

三十四日目(二回目ワクチン接種翌々日)

三十四日目(二回目ワクチン接種翌々日)

 新型コロナウイルスワクチンの副反応、バッチリ出ました。

 昨日の朝、ワクチン接種から約17時間後、注射した左腕に、痛みと注射痕を中心とする局部の熱っぽさを感じたので体温測定したところ、数値は36.9度。平熱は36.5度なので少々高いぐらいです。ただ、同じタイミングで右腋窩で測ると36.5度。やっぱり注射したところを中心に炎症が起こるのだなあと感心していたわけですが、その後どんどん差が開き、一時

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三十五日目(ワクチン二回目接種三日後)

三十五日目(ワクチン二回目接種三日後)

 昨日堂々の副反応終了宣言をしたわけだが、その日記をアップした後、予想外の事態が発出した。

 モデルナアームが出現したのである。

 腕がかゆいなと思い始めたのが午後4時過ぎ、最初は蚊にでも噛まれたか(関西表現)とさして気にしていなかったのだが、ふとした拍子に触れてみて部位の熱っぽさに驚き、よくよく眺めてみると薄桃色に変色してぷっくりとふくれているではないか。

 あれ、なにこれ……もしかして、

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三十六日目

三十六日目

 モデルナアーム、かゆい。これはたまらん。

 熱は夜になると若干出るが、日中は平熱なので特に影響ない。完全に日常生活に戻っている。

 だが、腕のかゆみだけはどうにもならない。辟易している。数日で治るということだが、今のところ腫れも熱っぽさも収まる気配がない。これがどうにかならない限り、かゆみは続くのだろう。抗ヒスタミン系のかゆみ止めがいいというので塗ってみたが焼け石に水、保冷剤で冷やせばよいと

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三十七日目

三十七日目

 モデルナアームはだいぶん治まってきた。まだかゆみや熱は残るものの、無視しようとすればできる程度である。心頭滅却訓練思えばよかろう。

 本日は、ワクチン後初の外出をした。県立図書館まで、仕事に必要な本を借りに行ったのだ。今、横須賀市の図書館はコロナ閉鎖中である。それ自体に否はない。けれど、隣接都市の図書館は開いているわけで、市内だけの閉鎖に「やっている感」以外の意味はあるのかねえと疑問を持たなく

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三十九日目

三十九日目

 今日で二回目のワクチンを打ってから一週間が経った。

 モデルナアームもようやく落ち着きつつある。まだ時々思い出したようにかゆくなるが、それほど気にはならない。

 それにしても謎なのは四日ほどしてからモデルナアームの上部に現れた内出血だ。今日は黄色くなっているので、もう治りつつあるわけだが、注射痕から離れた、特に圧迫も打撲もしていない場所でなぜ内出血が起こるのか。なんらかの理由はあるのだろうけ

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四十一日目

四十一日目

 昨日夕方、また急な眠気と強いだるさがきたと思ったら体がポッポしはじめ、さてはと検温すると案の定37.4度あった。

 夕飯作りは止めにし、カップヌードルカレーを食べ、シャワーだけ浴びて早々に寝床にダイブした。おそらくこれも副反応だろう。通常の発熱と異なり、異様な空腹を併発したからだ。

 そんなわけで、そこそこ空きっ腹を抱えたまま寝たせいか、ビール片手に焼き鳥を食べる夢をみた。夢の中ではたいそう

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四十二日目

四十二日目

 抗体検査を受けた。通りがかった公共施設でたまたまやっていたのだ。とはいえ、公的な検査ではない。お値段は二千七百円。中和抗体検査ではないので、ワクチンで抗体ができたかどうかはわからない。判明するのは「これまで一度でも新型コロナウイルスに罹ったことがあったかなかったか」、それだけ。

 すでにワクチン接種済みである私にはあまり意味がない検査ではあるが(未接種の場合は意味があるらしい)、好奇心からやっ

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四十三日目

四十三日目

 前にも書いたような気がする(書いていないかもしれない)が、夕食には米飯を食べないようにしている。酒プラス通常の食事だと、アラフィフには完全にカロリーオーバーなので、数年前から米抜きにしたのだ。

 では禁酒期間中はどうしていたかというと、食事内容は変えなかった。長年夕食米飯(麺類も含む)抜きをやった結果、食べるとどうも翌朝調子が悪くなるようになってしまったためだ。

 よって、酒の肴のようなおか

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