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三十四日目(二回目ワクチン接種翌々日)

 新型コロナウイルスワクチンの副反応、バッチリ出ました。

 昨日の朝、ワクチン接種から約17時間後、注射した左腕に、痛みと注射痕を中心とする局部の熱っぽさを感じたので体温測定したところ、数値は36.9度。平熱は36.5度なので少々高いぐらいです。ただ、同じタイミングで右腋窩で測ると36.5度。やっぱり注射したところを中心に炎症が起こるのだなあと感心していたわけですが、その後どんどん差が開き、一時は左腋窩37.5度、右腋窩36.5度と1度も差がついたのには驚きました。こんなこと、あるんですね。

 ワクチン接種から約20時間後には身体が明らかに熱くなり、検温すると38.2度。はい、きた! ということで急いで昼ご飯を食べ、解熱鎮痛剤を飲み、大人しく寝ておくことにしました。

 この時点での熱以外の症状ですが、注射痕の痛みは前回よりも軽いぐらい、ただ左半身だけ若干の関節痛があります。ただし、断続的な痛みで、泥沼でメタンガスが吹き出るあの感じに近い、といえばイメージしてもらいやすいでしょうか。けれども、右はまったくの無痛。とにかく反応が左右で明らかに異なるんですね。あしゅら男爵ほどの差ではないものの、キカイダー01ぐらいには違いました。たとえが古すぎてわからない若人はググってみて下さい。

 一方、そこそこの発熱はあれども食欲は減退せず、むしろ増進する感じで、その上食べたいのがカツ丼だのステーキだののガッツリ系ばかりだったのは完全に予想外でした。普段の発熱時は覿面食欲が無くなり、飲み物とゼリー状栄養食品ぐらいしか喉に通らなくなるもので、てっきりそのつもりで準備していたのに完全に的外れだったわけです。身体がとにかく即エネルギーになるものを求めていたのでしょうか。肉、買っときゃよかったよ。

 結局、発熱は夜半過ぎまで続き、後頭部にアイスノンをあてつつ終日寝床で過ごしました。その間、服薬は六時間ごとに四回。飲むと楽になるし、高熱時はなんだかナチュラルハイですごく気持ちよかったので、特にしんどさはありませんでした。発熱だけでくしゃみや咳などはないので、体力もそれほど削られません。これが本気の感染だったらそうはいかないけで、やっぱりワクチンで予行練習というのは身体のためにもいいのでしょうね。昼間寝たから夜は眠れないかと思いきや、グースカ寝て日頃の寝不足を回収した感もあります。

 そして今朝、完全に平熱に戻り、多少の倦怠感はあるものの、普段とそう変わらないので様子を見つついつもの生活に戻しているような次第です。つまり、私の副反応は一日で終了、と。案の定、準備しまくったあれやこれやは使わずに終わるようです。

 私のジンクス、強かった。

 なお、高熱時に聴く平沢進は最高にくる、という発見をしたのが一番の収穫だったといえましょう。

 私の副反応レポートは以上です。おそらく何の役にも立たないですね。 

 あ、でも異様な空腹を訴える人は私だけではないので、これからの方はそのつもりで食事の用意をしておいた方がいいかもしれません。

 さて、後は抗体がしっかり根付くのに必要とされる二週間が過ぎるまで粛々と禁酒を続けるだけです。酒解禁は18日の予定。その日はさすがにぱーっといきたいと思います。とはいえ、緊急事態宣言期間がまた伸びるようなので、家呑みになりそうですね。残念。


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