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三十六日目

 モデルナアーム、かゆい。これはたまらん。

 熱は夜になると若干出るが、日中は平熱なので特に影響ない。完全に日常生活に戻っている。

 だが、腕のかゆみだけはどうにもならない。辟易している。数日で治るということだが、今のところ腫れも熱っぽさも収まる気配がない。これがどうにかならない限り、かゆみは続くのだろう。抗ヒスタミン系のかゆみ止めがいいというので塗ってみたが焼け石に水、保冷剤で冷やせばよいとのアドバイスいただいてこれを実行し、かゆみ止めよりは効果を感じたものの封じるには至らない。

 かゆみは地味に集中力を奪う。おかげで資料読みに支障をきたす事態になっている。困ったことだ。

 だが、それでも感染するよりはまし。昨日も知人のご両親が隔離施設に入ったとの連絡があった。幸い軽症とのことだが、突然軽度の認知症のある祖母の面倒を見なければならなくなり、大いに戸惑っているようだ。どうやら公的な介護サービスは利用していないそうで、完全なワンオペになるらしい。

 それでふと思ったのだ。子が一人で親の介護をしていて、その子が感染した場合どうなるのだろうか、と。介護サービスを利用していればケアマネなどの支援を受けられるだろうが、利用していない場合はにっちもさっちもいかなくなるのではないだろうか。私もいずれ一人で母親の介護をすることになる可能性が高い。やはり公的サービスと繋がっておくのは大切、と改めて感じている。


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