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ナレッジラボが創業から歩んできた9年間~Manageboardリリースまで~

こんにちは。
ナレッジラボCOOの門出です。

僕が入社した2018年12月には15人しかメンバーのいなかったナレッジラボも、今は60人を超え、毎月個性豊かなメンバーがジョインしてくれています。
そんな中、毎日たくさんの採用面談をさせて頂いているのですが、なかなか採用面談でのコンタクトだけではナレッジラボについてお伝えし切れない部分があります。そこで、採用面談ではお伝えし切れない「ナレッジラボってこんな会社です!」「こんな想いを持って日々仕事をしています!」という想いを少しでもお伝えできればと思い、1年以上振りにnoteを書かせて頂きました。(もっと小まめに情報発信していかないといけないですね、反省です。)

少しでもナレッジラボで働くことに興味を持って頂けた方に、ナレッジラボが歩んできた9年間の歩みを中心にご紹介させて頂き、ナレッジラボについて知って頂くきっかけになればと考えています。

こんな方に読んで頂きたいです

  • ナレッジラボで働くことに少しでも興味を持って下さった方

  • スタートアップSaaSへの転職を検討されている方

  • 転職活動の軸をどこに持とうか悩んでおられる方

  • 長く務めた会社を離れるきっかけが見つけきれない方

  • どうやったら働くことが楽しいと思える会社と出会えるだろうと悩まれている方

ナレッジラボが歩んできた9年

まずはじめに、なぜ創業メンバーではない私、門出がナレッジラボの歩んできた9年間について書こうと思ったのかについてお話しできればと思います。

ナレッジラボでは、ミッション、ビジョン、バリュー、カルチャー(MVVC)を定義しており、それぞれ以下の様に定めています。

ナレッジラボのミッション、ビジョン、バリュー
ナレッジラボのカルチャー

MVVCの内容についてはまた改めて別の機会に語らせて頂ければと思うのですが、ナレッジラボのカルチャーの中に、「シンプルなストーリーを追求する」というものがあります。
これは、ストーリーで人を動かす、つまり、顧客、取引先、社内、誰かを動かすためにはその人にとっての「動く理由」が必要で、動く理由を腹落ちさせることができるストーリーに知恵を絞って行こう、というカルチャーです。
ナレッジラボが歩んできた9年間には、この「ストーリー」が詰まっています。なので、僕自身がナレッジラボを社外の方に紹介させて頂く際にも、ナレッジラボの9年の歩みを創業からお話しさせて頂きますし、セールスやカスタマーサクセスのメンバーもナレッジラボの歩んできたストーリーを大切に語ってくれています。

なので、少しでもナレッジラボに興味を持って頂いた方に、是非ともナレッジラボ自身の「ストーリー」を知って頂きたいと思い、ナレッジラボが歩んできた9年間を書こうと考えました。

創業~Manageboardの開発まで

ナレッジラボは2013年に現CEOの国見を中心に5名の公認会計士、税理士が設立した会社です。特に、監査法人出身の会計士が独立すると、出身の監査法人から監査の仕事の業務委託や、案件の紹介をもらうケースが多いのですが、国見たちはそういう仕事の紹介は受けず、自分たちで案件を紹介してくれる先を開拓していったようです。



その方法とは・・・


金融機関への飛び込み営業



当時、僕がいたらとめていた様な気もしますが、金融機関を訪問して自分たちの強みである会計領域のセミナーを開催したりして関係値を作り、そんな中で出会ったのが事業再生の仕事でした。

事業再生とは、経営が傾いて金融機関からの借入の返済が難しくなった会社に対して、悪くなった原因の調査(事業デューデリジェンス/財務デューデリジェンス)と、再生するための事業計画の作成をお手伝いするコンサルティング領域です。

創業の2013年~の数年間、この事業再生の領域にドップリ浸かって行き、事業再生のコンサルティング案件も各種の金融機関から順調にご紹介頂ける様になり、ナレッジラボは創業から最初の大きな壁である採算の取れる事業を立ち上げるという点を乗り越えたのでした。

会計コンサル会社からテクノロジー×コンサルティングの会社へ

この頃から、ナレッジラボのお客様は中小企業が中心で、業種は多種多様でした。町工場、料亭、スーパー、クリーニング屋、小売店・・・
様々な業種の事業再生コンサルティングに携わらせて頂く中で、事業再生のフェーズに陥る中小企業のある共通点に気が付きます。


それは・・・

中小企業の多くが数字が見えない中で経営をしてしまっている

町工場、料亭、スーパー、クリーニング屋、小売店・・・色んな業種があって、最初は経営者の方も「ウチは特殊だから」と仰るけど、課題の本質は「数字が見えていない」というところに集約されていく。
これと同時に、僕たちが提供している事業再生のコンサルティングというサービスの本質も見えて来ました。

盲目的に経営されていた経営の解像度を高めるお手伝い

事業が悪くなった原因の調査や、再生するための事業計画の作成をお手伝いを通じて、経営の解像度を高め、数字に基づいた経営が出来る様になって頂くこと。これを通じて、100社を超えるお客様が経営の窮地から脱して事業を再浮上させていかれるのを見守って来ました。


ここまででも十分にやりがいのある仕事だし、お客様にも心底喜んでもらえる。本当にやりがいのある仕事だと感じていたのですが、ここには大きな問題がありました。

事業再生のコンサルティングを通じて、経理数値の見える化を進めて行くのですが、紙資料の山を掻き分け、情報を絞り出して行う職人技の経営の見える化は非常に属人的で、その情報を最後に集約するExcelシートも非常に複雑になります。この結果、携わったコンサルタントしかその会社の数値の見える化を担えないし、そこには大変な手間とコストが掛かり続ける、という問題があったのです。


経営の解像度を高めることで、中小企業の経営は確実に良くなる!
でも、コンサルタントが属人的にサービス提供していたのでは、担当できる会社数に限りも出てしまう・・・

これを何とか「テクノロジー」という切り口から解消できないか。


そんな想いの中開発を始めたのが、弊社のご提供させて頂いている予算管理SaaS Manageboardだったのです。Manageboardは、これまでコンサルタントが属人的に行っていた経営の見える化をテクノロジーで置き換え、より多くの企業に経営の解像度を高めて成長してもらいたい、そんな想いを持って開発されていったのです。

Manageboardのリリース

とは言え、そんなに簡単にSaaSを作れるわけではなく、Manageboardを構想したのが2016年、そこからリリースまでは2年の期間を要しました。
最初はCEOの国見自らがプログラミングを勉強してコードを書き、現CPO(Chief Product Officer)の古田と一緒に開発を進めて行きました。次第にエンジニア人材もジョインしてくれ、2年後の2018年に念願のリリースを迎えることが出来たわけです。
その時の開発の様子をCEOの国見自らがnoteに記していますので、良ければこちらもご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ナレッジラボの創業からManageboard開発までの歩みを知って頂き、少しでも興味を持って頂けたなら嬉しいです。

次は、Manageboardのリリース後マネーフォワードグループジョインから今に至るまでについても書かせて頂ければと考えています!!


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