◆今月のPICKUP！ 9月①◆/「～Nemophila～ ネモフィラ」
・今月のPICKUP！ 9月①
気付けばもう9月。
まだまだ暑い日々が続きますが、
季節は秋へと徐々に向かっていきます。
爽快感のあるデザインが映える夏と違い、
秋は少しこっくりとした
重みのあるデザイン、
ヴィンテージやアンティーク、
レトロな雰囲気が合う季節だと思います。
そんな今年の秋に
ピックアップしたいのは、
『Ära Collectionエーラ コレクション』
シャンデリアピアス 3点です。
アンティーク調のパーツや
マットゴールドのピアスフック
の重厚感のあるデザインに
柔らかな色合いの
エンジェライト、
ローズクォーツ、クラッククォーツ、
の天然石を其々たっぷりと
使用したシャンデリアピアスです。
・「～Nemophila～ ネモフィラ」
特にこの「～Nemophila～ ネモフィラ」
エンジェライトのシャンデリアピアスには
特別な思い入れがありまして、
数年前、仕入れに出掛けた際に
出逢ったのですが、
そこのお店がお世辞にも
環境が良いとはとても言えない所で、
そんな店内の隅っこに
隠れるようにあったのが、
このエンジェライトでした。
そのエンジェライトを手に取ると、
それはそんなに品質が良くないから安くすると、
店主は言いました。
お店の方が悪いとか
そういう意図でこのエピソードを
話しているのではなく、
これが宝石業界の希少価値やランク、
そういった一般的な考え方
なのだろうと私はその時感じたのです。
しかし私が思う天然石の魅了は
一つ一つの形や色、
同じものは一つとしてない、
個性があることだと思っています。
一変の曇もない、
輝きを放つダイヤもあれば、
大地をそのまま再現したような、
ナチュラルさを持つ
このエンジェライトの様なものもあります。
世の中的にはあまり価値がない、
品質が良くないと、言われているお石達も
本当は優劣はなど無く、
等しく美しいと思うのです。
これはMond Schein 《モーントシャイン》の
キャッチコピーともリンクする部分があり、
「 そう遠くはない昔、私達は、
"誰かの目"から視ての美しさを望んだがー、
今は"本当の自分"で在ることの
美しさを望んでいるー。」
世の中の容姿に対する考え方、
若くないと駄目、
痩せていないと駄目、
女らしくしないと、
型に嵌めた自身でなければ美しくない。
そうした考え方ではなく、
ありのままの自身の美しさ、
"誰かが"ではなく、
"誰もが"美しいと言える
そんな世界があっても
いいのではないかと思い、
私はそんな世間の容姿対する
レッテルを拭い去り、
そうした自由な生き方をサポート出来る様な
身に付けていると、いつもより少し自信がある。
何か安心する、守られているような気がする。
そんなジュエリーを創りたいと
設立したのが当店でした。
今年の12月で2年目に突入致しますが、
当店のジュエリーを手に取り、
心から喜んで下さったり、
大切な方へのプレゼントとして
選んで下さったり、
当店のピアスを付ける為に
ピアスホールを開ける
といってご購入頂いたり、
お洒落好きなお母様へ
ネックレスを作って欲しいと
オーダーを頂いたり、
様々なお客様とのご縁がありました。
今後も全力で制作に励み、
発信しておきたいと思っておりますので、
今後共、何卒宜しくお願いします！
文章: 青咲 黎《代表/デザイナー》
Instagram @aozaki_ray_art
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