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みんなのフォトギャラリーから、僕の写真を選んでくださったクリエイターさんの記事を載せています。ありがとうの気持ちをこめて。
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#エッセイ

ワテは涼しいのが好っきゃねん

どうも西尾です。 こんばんは。 今日の大阪は晴・最高気温も30℃ほどで随分と過ごしやすくなりました。 三連休明け、憂鬱になりそうなところですが、無理せずにボチボチくらいの感じがちょうどいいですね。 ワテは涼しいのが好っきゃねんこの三連休で少し季節が進んだように思う。 一昨日の晩から、昨日、そして今日と、自宅では冷房を入れずに生活をしている。 土曜日の荒天が影響したのだろうか。 季節は進む。 朝は明るくなる時間が遅くなり、そして夜は暗くなる時間が明らかに早くなっ

あいさつの本質。

ものごとには順序があって、当然それを守ることが正義とされる。プラモデルを組み立てるにも、料理を完成させるにも、その説明書やレシピには番号が振られているだろう。いや、決してモノに限らずとも、誰かと協力しながら何かを成し遂げるような、そんなコトにおいても順序がある。 たとえば地域で何かを企画するならば、地域で生きる人とのコミュニケーションは不可欠だ。そしてもちろん話を持っていく順番も大切で、「なんで先にアイツさ言ったんだ」「俺は聞いてないぞ」なんてヘソを曲げられてしまうことも、

鬱病虐待サバイバーが自家焙煎コーヒーショップを開業するまで④

中学時代 入学してすぐわたしは友達に誘われて吹奏楽部に入った。部活紹介で、壇上で力強くドラムを叩く女性の部長さんがカッコ良くて、わたしはパーカッションかトランペットがやりたいなぁと思い入部申請書を出した。いろんな楽器を一通り試し吹きする適性テストの結果、顧問によってトランペットに割り振られることが決まり、とても嬉しかった。 トランペットは音が大きいので部室の一番後ろ側、指揮者から離れた位置にすわる。そうすると他のパートの部員たちのずらりと並ぶ背中を眺めることができる。 合

ありがとうだらけの世界

毎日、車で通勤している。 ちょうど幼稚園や保育園に子どもを連れて行く途中や、その帰りの保護者の多い時間だ。 子どもを乗せるための、ゴツすぎるほどの自転車。 その自転車には不釣合いなほど華奢なママもいる。 時折その中に、とにかくくたびれて「もう自分はどうでもいい」「誰か助けて」とでも言いたげな表情を見ることがある。 ギュッと胸が苦しくなる。 事情はそれぞれ違うだろうな、と思う。 シングル。 夫が単身赴任で不在。 夫は生活時間が合わない。 その中に、よくTwitter(現

12時間以上のフライトで見知らぬ誰かの隣に座るということ

ロンドン行きの日系航空機。たまたま1人での移動だった。 座席はこのところ通路側しか選ばないと決めている。やはり化粧室などへの移動の際気を使わずに済むからだ。 ひとり旅で選べないのが、隣に座る人だ。 こればかりは自分でどうしようもない。 子ども連れの方がそばにいたとして、赤ちゃんに罪はないが、ずっと泣いたままだったりすると口にはださないが、やはり気にはなるものだ。 また体臭や香水の類いも個人差があるが、自分の耐えられるレベルを越える人が来ると大変だ。マスクである程度は緩

十日に一度

今日は八の日 十日に一度の神様詣で でもまだ頭痛や倦怠感が抜けなくて さすがに遠出は出来かねる 本当は行きたいけれど おやさまの元も高齢化が進んでいる コロナを人に移したら 大変なことになる 息子にもまだ行かないでと注意され さすがに行けない 今日は朝から雨降りで 涙雨 こころの中で繋がればいい すずさんがわたしの魂をポケットに入れて 連れて行ってくれるという ありがとう

エレクトリカル・パレード犬。

暗やみで、癒しの光を放つ、物体を見つけた。 ハーネスがふわっと点滅する、白い犬。 光が灯るたびに、 白いふわふわの毛が一本一本、輝きを抱いて、 私の鼓動をわしづかみにする。 一秒ごとに光る、ハーネス。 一秒だけ、エレクトリカルパレードになる、白い犬。 一秒だけ、普通の白い犬。 また一秒だけ、エレクトリカルパレード犬になる。 永遠に、ときめく私。 ふわふわしたエレクトリカル犬の命と、 飼い主の愛と、 私の鼓動が、 ホタルの呼吸のように、空間を振動させた。 今夜もきっ

自分に期待することが死ぬほど怖い

あれは、痛みだった。 階段の一番高いところから落ちたような、衝撃があった。 あの痛みが忘れられない。 あの痛みが、怖い。 facebookは、僕の人間関係の全てだった。 中学のときに、僕は仲の良かった友達にイジメられて引きこもった。 暇をつぶす為に覚えたマジックをブログに載せたら、同じくマジックが好きな中高生達と仲良くなった。 そこが地元以外の最初の繋がりだ。 それから間もなくしてmixiが流行り、僕らも移行した。 マジシャンの友達が比べ物にならない程増える。

日本の神々、仏様をスピリチュアルな視点から解説 vol.2

こんばんは、メンター晶でございます。 本日はこちらの書籍についてご紹介いたします。 【冒頭】 まず最初に、私とも縁が深い「吉祥天」について解説させていただきます。 吉祥天とは、美、幸運、繁栄、豊穣をもたらす神であり、あの毘沙門天の妻でもあります。 インドとも深い繋がりがあり、古くからあるインド占星術にも吉祥天が登場しております。 母親は鬼子母神、父親は水の神、八大竜王の一人・徳叉迦(とくさか) そして妹は黒闇天。 彼女は閻魔王 (えんまおう) の妃とされている

石斧と丸木船

jomonさんがやってきた、というイベントがあって、昨日、子連れで行ってきまして。石斧を作って、その石斧で丸木船を作るという作業なんですが。ま、石斧とか、当たり前ですけど、作ったこと無いじゃないですか。普通、無いですよね。で、石を、石器のように尖らせるところから、石斧づくりはスタートするわけですが。これがね、砥石で研げるんですよ。石を石で研ぐという、なんか不思議な感じがしますけど。2時間ぐらいかけてね、石を、刃物のようにするわけです。 刃物といっても石ですから、薄いわけじゃ

影響か、侵食か。モキュメンタリーホラー「近畿地方のある場所について」を読み始めた怖がりの夢の話。

滅茶苦茶よくできていて怖いと今バズっているホラー小説(?)「近畿地方のある場所について」。 私はTogetterで知って、スマホでちょっとずつ読み進めています。 先達によれば「一気読みするな」「明るい時間に読め」との事なので。 このホラー作品についてさらっと説明すると、小説投稿サイト カクヨムにて「背筋」と名乗る方が書いた創作物です。多分。 というのも、「近畿地方のある場所について」は一本のストーリーに沿った小説ではなく、いくつもの短い「雑誌の記事」や「ネットの掲示板の書き

赤ちゃんの方が、よく知っている。

明け方の出来事。 少し前の授乳で覚醒してしまって、寝れなくなってしまった私。 横に寝ている小さい人を眺めながら、ゴロゴロしていた。 もにもに。 赤ちゃんって寝ている時も、地味に動いているんだよね。 ちゅんちゅん。 外では鳥の声がしてきた。これはそろそろ5時半の合図。 これくらいの時間帯は下手に動くと子どもたち二人のセンサーが発動してしまう。 だからモーニングルーティンとか朝活をやりたいなぁと思いつつ、ベットの中で瞑想くらいしかすることがない。 もにもに。ぐる

国語の先生は楽しい

国語の先生が楽しい ここのところ毎日、国語の先生をしています。春休みということで「春期講習」としてぎゅっと毎日教えていて、ほとんど同じ生徒さんたちに毎日zoomで会っています。生徒さんによってはまだ学校は春休みではないようなので、相変わらず夕方から夜が大忙し。 2月以降、ほぼ毎週体験希望のお子さんがいらして、ほぼそのまま入会。グループ指導の1クラスの人数が少しずつ増えていましたが、春期講習でさらに増えました。体験してくれた生徒さんから「楽しかった!通いたい!」と感想が届くと

時間の速度と、子供の頃と同じ生の充実について

「年を取ると時間が過ぎる速さが速くなる」という言説を、20歳を少しすぎたころまで信じていたし実感していた。今は信じていないし実感もない。 というか、そもそも「年を取ると時間が過ぎる速さが速くなる」という命題自体が何を意味しているのかよくわからない。そこから考えてみよう。 基本的な数式を確認すると、 「速さ×時間=距離」であって、つまり、 「速さ=距離÷時間」である。 要するに、速さとは単位時間あたりに進む距離の事である。 したがって、「時間の速さ」とは、単位時間あたり