嫌な上司は、「嫌な上司」になる理由があったんだと思う

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昨年2019年、映画『ジョーカー』が大人気でしたよね。

バットマンの悪役がどうやって生まれたのかっていう映画。

めっちゃ見たいと思いつつ、私はまだ見てないので、今週末にでもアマプラで見たいと思ってます。

ジョーカーはさておき、自分の上司がすごーく嫌で、毎日お仕事が辛い人ってたくさんいると思いますが、上司があまりにも嫌だと、

え?何でこんな嫌なことしてくるん?

って思いませんか?

嫌だなーと思い続けていると、理由原因を知りたくなるんですね。

「(何でこの人こんなに私の気持ち逆撫でしてくるんだ...)」
「(なぜそんな訳のわからん思考になるんだろう...)」
「(ええ~何でこの人いつもこういう事するの...)」

こんなふうに、「なんでなん?」っていう思考に、私もなりました。

パワハラをしてくる上司と一緒にお仕事していた時、あまりにも心が傷つけられたので、「なぜこの人はこういう事をしてくるんだろう」と。

うつになり欠けていたので、「私がダメなせいだ」っていう思考に呑まれることもよくありましたが、心の中で上司とバトルできるようになってからは、とくにこの「なんで?」を考えました。

私以外の同僚にも当たりは強かったんですが、私が元々当たりの強い人が苦手だったのと、小心者でへこみやすいところが上司のお気に召さなかったのか、ほかの同僚よりもどんどん態度がキツくなっていったように思います。

元から当たりが強い上司...
この理由を考えてみると、上司の育った環境がそうだと思うんですね。

「この指導が正しい」
「こういうふうに接するのが当たり前」
と思うように育ってきたんだろうと。

別に、自分の上司や親から「部下には厳しく当たれ!」と教えられてきたとかではないと思いますし、私たちはみんな、様々な経験を通して今の自分が出来ていますよね。

上司はたまたま、そういう思考に育って今のあの人があるんだなぁと、私は勝手に思い至ったんです。

そう考えると、『ジョーカー』じゃないですが、悪には悪になる理由があるんだと思います(ジョーカーまだ見てないけど)。

悪っていうのも、私が上司のことを嫌だったから、私にとって悪というだけであって、上司と価値観が合う人からすれば善かもしれませんし、少なくとも上司本人は、自分のやり方を善だと思って生きているはず。

「いいや!あんなやつは、生まれながらの悪の権化だ!」

と思いたくなるほど嫌な上司もいると思います。

でも、みんな数えきれない曲がり角を曲がり、無数の選択をして、今の自分があるのだと思うと、生まれつきではなく、積み重なって育っていった思考なんじゃないかなと。

そうすると、上司が嫌だなという思考から、かわいそうな人だな、と思うようになりました。

こんなふうに「何で?」を突き詰めると、心が楽になる事もあるんですね。

ももてぃぶ
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