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オジサンオバサンになっても未熟者。だからこそ。

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多分これは、結構あるあるな話だと思うんですけど...。

自分が小学校低学年の頃、高校生のお兄さんお姉さんたちが、すっごくオトナに見えて。

でも、いざ自分が高校生に上がると、自分、全然子供のまま。

今度は大学生や社会人を見上げて、

きっとあそこまでいけば、オトナな感じになるんだろうな。
だって社会人って大人じゃん。

とか思っていたけど、やっぱりそんなことなかった。


社会に出て何年も経ち、気付けば、おじさんとかおばさんと呼ばれるような年齢になっている。

それでも、自分は全然未熟なままです。

すぐ落ち込むし、甘えん坊はいまだに健在。

社会人を何年も経験して、

最近やっと自分も、大人になってきたのかな...


・・・

なんて気がしたけどやっぱそうでもない。全然ない。

見てくれだけが「大人」になっていく反面、心だけは、わんわん泣き喚く子供のまま。


でも、人は一生、未熟なままでいいと思います。

だからこそ人なんじゃないかなと、思ったりするんです。


人は成長する生き物。

出来ないことが出来るようになることを、成長と呼んだりしますが、全部できるようになったら「完璧超人」が完成、成長するところがなくなります。

でも、出来上がったそれは、果たして人間なんでしょうか。

きっと、絶対にミスしないし、悩んだりもしないんでしょうけど、きっとそれはロボットに近いです。

みんな、成長を追い求めているけど、完璧超人を目指しているわけじゃないと思います。

それぞれの人生を、一人の人として、まっとうしたい。

人はいつまでも未熟だから、伸びしろを持ち続けられるからこそ、成長する喜びを、いくつになっても味わえるんじゃないかなって、思うんです。

おじさんおばさんになっても、どうしようもない未熟者のままだから、弱いから、人であり続けられる気がします。

ももてぃぶ
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